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TOEFLスピーキング対策!苦手を克服するコツと効果的な練習法

Manami

TOEFL(トーフル)は、アメリカやカナダなど英語圏の大学に進学するために必要な英語試験のひとつ。


最近では、帰国子女受験としてTOEFLを受けるお子さんも多いですよね。


中でも「スピーキングセクション」は、多くの受験生が苦手意識を持つ部分です。


「パソコンに向かって英語を話すのが難しい…」

「うまくまとまらず、途中で詰まってしまう…」

「何言おうか考えてたら、タイムオーバー…」


そんな悩みを抱える人も多いのではないでしょうか?


実際、電話の留守電でありえないほどに緊張する私にとって、TOEFLスピーキングは拷問になります。


この記事では、そんな悩める受験者の方々のために、TOEFLスピーキングの試験形式や評価基準をわかりやすく解説し、スコアアップのための具体的な対策を紹介します!



TOEFLスピーキングの試験内容


TOEFLスピーキングセクションは全部で4つのタスク(問題)で構成されています。


大きく分けると、「自分の意見を話す問題」と「リスニングやリーディングをもとに話す問題」の2種類があります。


タスク1:Independent Task(意見を述べる問題)


まず最初の問題では、あるテーマについて自分の意見を話します。例えば、


  • 「都市に住むのと田舎に住むの、どちらが良いと思いますか?」

  • 「友達と過ごすのと一人の時間を大切にするの、どちらが重要ですか?」


など、日常的なテーマが多め。準備時間は15秒、回答時間は45秒と短いので、すばやく考えて話す練習が必要です。


タスク2〜4:Integrated Task(情報を要約して話す問題)


タスク2〜4では、リーディングやリスニングで聞いた内容を要約して話します。


特にリスニングの力が試されるので、聞き取った情報をシンプルにまとめる力が求められます。


  • タスク2:短い文章を読んでから会話を聞き、その内容を要約する

  • タスク3:リーディング+講義の内容をまとめる

  • タスク4:講義の内容を聞いて、その要点を話す


リスニングの情報量が多いため、ポイントを素早くメモするスキルも必要になります。


TOEFLスピーキングの評価基準


TOEFLのスピーキングは、以下の4つのポイントで評価されます。


  1. 内容の適切さ:質問にきちんと答えられているか

  2. 話のまとまり:意見を論理的に説明できているか

  3. 発音と流暢さ:スムーズに話せているか

  4. 語彙と文法の正確さ:適切な表現が使えているか


つまり、「わかりやすく、論理的に話すこと」が高得点のカギになります!


TOEFLスピーキングが難しいと感じる理由


TOEFLスピーキングが苦手…と感じる人が多いのは、こんな理由があるから。


  • 英語を話す時間が短く、すぐに終わってしまう

  • 話す内容を考える時間がなく、焦ってしまう

  • リスニングで聞いた情報を要約するのが難しい

  • 専門的な内容(心理学やビジネスなど)が出題される


「英語のスピーキング力がないから苦手」と思うかもしれませんが、実は、話す前の準備や要約のコツを知っているかどうかがポイントなんです。



スコアアップのための具体的な対策


TOEFLスピーキングで高得点を取るために、今すぐできる対策を紹介します!


1. よく出る質問のパターンを知る


TOEFLスピーキングでは、よく出るテーマが決まっています。


  • 教育(学校のルール、授業のスタイル)

  • 生活(友達との関係、趣味)

  • テクノロジー(スマホやSNSの影響)


事前に「このテーマならこう答える」と決めておくと、試験中に焦らずにすみます。


2. メモを取る練習をする


特にタスク2〜4では、リスニングの情報をメモするスキルが重要です。


  • キーワードだけを書く(例:「change policy → student disagree」)

  • 略語や記号を使う(例:「b/c = because」「w/ = with」)


完璧な文章を書く必要はないので、「後で見返したときに理解できる」程度にメモしましょう。


3. 型(テンプレート)を覚える


スピーキングの時間が限られているので、「話の流れ」を決めておくとスムーズです。

例えば、タスク1ならこんな型を覚えておくと便利!


1. 自分の意見を述べる

  • "I believe that living in the city is better than living in the countryside."


2. 理由を2つ述べる

  • "First, the city has better job opportunities."

  • "Second, public transportation is more convenient."


3. まとめる

  • "For these reasons, I prefer city life."


こうしたテンプレートを用意しておくことで、少しずつ話せるようになります!


4. スピーキングの練習を毎日続ける


TOEFLスピーキングは、一日や二日で劇的に上達するものではありません。毎日5〜10分でもいいので、英語を声に出して話す習慣をつけましょう。


  • スマホで自分の声を録音して聞き返す

  • オンライン英会話で練習する

  • TED Talksなどを聞いてシャドーイングする


少しずつでも、英語を話す機会を増やすことが大切です。


まとめ


TOEFLスピーキングは、コツをつかめば確実にスコアを上げることができます。


✔ 試験の形式と評価基準を理解する

✔ 話す内容のテンプレートを作っておく

✔ メモを取る練習をする

✔ 毎日少しでも英語を話す時間を作る


試験本番までに自信をつけるために、今日から練習を始めましょう!



記事作成者 (Manami Palmini



講師経歴

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  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い



 
 
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