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英検・TOEFLで高得点を狙う!英作文の「理由」の書き方完全ガイド

Manami

はじめに

アメリカに住んでいるお子さんの中でも、帰国子女受験のために英検やTOEFLを受ける必要のある方も多いですよね。また、アメリカの大学を受験する場合はTOEFLの受験が必須になることもあります。英検やTOEFLのライティングセクションでは、自分の意見を述べるだけでなく、それを裏付ける「理由」を明確に書くことが求められます。この記事では、英作文で理由を書く際のコツを詳しく解説しますね。



1. 理由は2つ〜3つ用意する

英作文では、主張を支える理由を2〜3つ挙げるのが一般的です。一つでは説得力に欠け、4つ以上では字数が足りなくなる可能性があるため、バランスが大切になります。例えば、以下のように理由を整理しましょう。

例題

“Do you agree or disagree with the idea that online learning is better than traditional classroom learning?”


理由の例

  1. Flexibility(柔軟性) – 自分のペースで学習できる

  2. Accessibility(アクセスのしやすさ) – 地理的制限がなく、どこからでも学べる

  3. Cost-effectiveness(コストの削減) – 通学費や教材費を節約できる


2. 具体的な例を挙げる

理由だけを述べても説得力が弱くなるため、具体例を加えることが重要です。例えば、「オンライン学習は柔軟性がある」という理由を補強するために、

  • “For example, students who work part-time can adjust their study schedules according to their jobs.”

このように、実際の状況(誰にとってのメリットとなるのか)を示すと納得感が増します。


3. Because, Since, As を適切に使う

理由を述べる際に頻繁に使うのが because, since, as です。それぞれニュアンスが異なるので、適切に使い分けましょう。

  • Because → 一般的な理由を述べるとき

    • “Online learning is beneficial because it provides flexibility.”

  • Since → 明らかな理由を補足するとき

    • “Since online education does not require commuting, it saves time.”

  • As → 理由をさらっと述べるとき

    • “As online classes are available anytime, students can study at their convenience.”


4. 理由のつながりを意識する

理由同士の関連性を考えることで、論理的な流れが生まれます。例えば、

  • “Online learning is cost-effective because students do not have to spend money on transportation. In addition, many online courses offer free resources, which reduces the overall cost of education.”

このように、1つの理由を補強する形で次の理由を展開すると、スムーズな文章になります。



5. 反対意見への対応

英検1級などmp語数が多い英作文では、反対意見を考慮することが高評価につながります。例えば、

  • “Some people argue that online learning lacks direct interaction with teachers. However, video conferencing tools such as Zoom and Microsoft Teams allow real-time discussions, making online education as interactive as traditional classes.”

このように反論を提示し、それに対する説明を加えることで、説得力のある文章が完成します。


6. 語彙を豊かにする

英作文では、単調な語彙を避けることも重要です。例えば、「重要な」という表現を繰り返さないように、

  • important → crucial, essential, significant

  • good → beneficial, effective, advantageous

  • bad → harmful, detrimental, disadvantageous

このように言い換えを意識すると、表現力が向上し、文章の質が高まります。


7. 文の構造を多様化する

同じような文型ばかり使うと、文章が単調になりがちです。例えば、

  • 基本の形: "Online learning is effective because it allows flexibility."

  • 分詞構文: "Providing flexibility, online learning is an effective method."

  • 関係代名詞を使用: "Online learning, which allows flexibility, is an effective method."

このように文型を工夫することで、より洗練された文章になります。


まとめ

英検やTOEFLの英作文で理由を書く際は、以下のポイントを意識しましょう。

  1. 理由は2〜3つ用意する

  2. 具体例を加えて説得力を高める

  3. 適切な接続詞を使う

  4. 理由のつながりを意識する

  5. 反対意見にも触れる

  6. 語彙を豊かにする

  7. 文の構造を多様化する

これらのコツを押さえれば、論理的で評価の高い英作文を書くことができます。試験で高得点を狙えるよう、ぜひ実践してみてください!


Manami's Englishでは、アメリカに住む皆さんの英語生活をサポートしています。



記事作成者 (Manami Palmini)



講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い



 
 
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