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Manami

アメリカの郵便局を使う際に覚えておくべきサービス

更新日:3 日前

アメリカで生活を始めると、郵便局(USPS: United States Postal Service)を利用する機会が増えるでしょう。家族や友人への荷物や手紙の送付、オンラインショッピングで返品をする場合、また住所変更を行う際など、郵便局は生活のあらゆる場面で便利です。しかし、アメリカの郵便局のシステムやサービスは、日本とは異なる点が多く、戸惑うことも少なくありません。

この記事では、アメリカで郵便局を利用する際に知っておくべき主要なサービスとその特徴を紹介します。駐在や留学、現地での生活をスムーズに進めるために、ぜひ参考にしてください。郵便局で使える英語フレーズもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。



1. 配送方法の選択肢

Priority Mail(プライオリティメール)

アメリカで最もよく利用される配送方法の一つが「Priority Mail」です。このサービスは、日本でいう速達のようなもので、2~3営業日で届くスピード感と、荷物の追跡が可能な点が特徴です。

さらに、**Flat Rate Box(フラットレートボックス)**というサービスでは、箱のサイズに応じた固定料金で荷物を送ることができます。重さを気にせずに送れるため、重い荷物を送る際には非常に便利です。

  • おすすめポイント:追跡可能で信頼性が高い。重い荷物でも固定料金で安心。

First-Class Mail(ファーストクラスメール)

軽い荷物や手紙を送る場合は、First-Class Mailがコストパフォーマンスに優れています。配達スピードはPriority Mailより少し遅いものの、安価に利用できるため、気軽に使いやすいです。

  • おすすめポイント:小さな荷物や手紙向け。安価で使いやすい。


2. 荷物の追跡サービス

アメリカの郵便局では、ほとんどの配送サービスに追跡機能が付いています。荷物の現在地や配達状況を確認するには、郵便局で受け取る「Tracking Number(追跡番号)」が必要です。この番号をUSPSのウェブサイトまたはアプリに入力すれば、リアルタイムで配送状況を追跡できます。

  • 利用方法

    1. 郵便局で追跡番号を受け取る。

    2. USPS公式ウェブサイトまたはアプリで番号を入力する。

    3. 配送状況を確認する。

荷物が紛失した場合にも、この追跡番号が重要な手がかりとなるため、必ず控えておきましょう。


3. 転送サービス(Mail Forwarding)

引っ越しや一時的な転居をする場合、郵便物を新しい住所に転送する「Mail Forwarding」サービスを利用できます。このサービスはオンラインでも申請可能で、旧住所に届いた郵便物を一定期間、新住所へ送ってもらうことができます。

  • ポイント

    • 転送は基本的に1年間有効(延長可)。

    • 申請には小額の手数料が必要。

    • 電話やオンラインで簡単に申し込み可能。

例えば、短期間だけ異なる州に住む場合などにも便利です。



4. ポストオフィスボックス(P.O. Box)

安全性やプライバシーの観点から、自宅の住所を使わずに郵便物を受け取りたい場合は、郵便局の「P.O. Box」を利用できます。郵便局に設置されている専用のボックスをレンタルし、そこに届いた郵便物を受け取る仕組みです。

  • 特徴

    • 短期・長期どちらでも利用可能。

    • 住所を公開せずに郵便物を受け取れる。

    • 小包や手紙の受け取りにも対応。

P.O. Boxは、特にビジネス用途やオンラインショッピングを頻繁に利用する方におすすめです。


5. 国際配送サービス

アメリカから日本に荷物を送る際には、国際配送のオプションを利用します。USPSでは以下の国際配送サービスが提供されています:

  • Global Express Guaranteed(GEG)最速の国際配送サービスで、1~3営業日で日本に荷物が届きます。料金は高めですが、スピードと信頼性を重視する場合に最適です。

  • Priority Mail Internationalコストとスピードのバランスが取れたサービス。通常6~10営業日で到着します。

  • First-Class Package International Service軽い荷物や手紙を送る場合に最適なオプション。料金が安く、気軽に利用できます。

送りたい荷物の重さやサイズに応じて、最適な方法を選びましょう。


6. サービスの申し込みや支払い

USPSでは、ほとんどのサービスをオンラインで申し込むことができます。特に忙しい日常生活を送る駐在員や在住者にとって、オンライン申し込みは非常に便利です。

  • オンラインでできること

    • 配送ラベルの購入

    • 荷物の集荷依頼

    • 追跡番号の確認

    • 転送サービスの申し込み

また、郵便局では現金だけでなくクレジットカードやデビットカードも利用できるため、支払いもスムーズです。


7. カスタマーサービスとサポート

郵便局で問題が発生した場合、USPSのカスタマーサービスを利用できます。電話やメールでのサポートに加え、公式ウェブサイトにはFAQやチャットサポートも充実しています。

  • よくある問い合わせ内容

    • 荷物が届かない

    • 追跡情報が更新されない

    • 配達スケジュールの変更

郵便局に直接行く時間がない場合でも、電話やオンラインでのサポートを活用することで解決できる場合が多いです。


まとめ

アメリカの郵便局は、日本とは異なる点が多いものの、便利なサービスが充実しています。以下のポイントを押さえておきましょう:

  1. 配送方法を理解する:Priority MailやFirst-Class Mailなど、ニーズに応じた方法を選ぶ。

  2. 追跡サービスを活用する:Tracking Numberを使って配送状況を確認する。

  3. 便利な追加サービス:転送サービスやP.O. Boxを活用する。

  4. オンラインでの手続き:多忙な日常でも簡単に利用可能。

駐在や在住、留学生活をスムーズに進めるためには、郵便局のシステムを把握しておくことが重要です。ぜひこの記事を参考にして、アメリカ生活をより快適にしてください!



記事作成者 (Manami Palmini)



講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


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