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New York?NYC?「ニューヨーク」の英語表現とその使い分け

Updated: Apr 2

はじめに


アメリカ最大の都市であり、世界中から観光客やビジネスマンが集まるニューヨーク。


この都市の名前を英語で表す方法はいくつかあり、シチュエーションに応じて異なる表現が使われます。


この記事では、ニューヨークの英語表現の違いについて解説し、実際の会話や文章でどのように使うべきかを説明します。



ニューヨークの基本的な英語表記


New York


最も一般的な表記が"New York"です。


正式名称としても使用され、会話やビジネス文書、観光案内など幅広い場面で見かけます。


例文:


"I'm going to New York next week."

(来週ニューヨークに行きます。)


"New York is known for its diverse culture and vibrant nightlife."

(ニューヨークは多様な文化と活気あるナイトライフで知られています。)


New York City (NYC)


"New York City(ニューヨーク・シティ)"または略して"NYC(エヌ・ワイ・シー)"もよく使われます。


"New York"とだけ言うと、ニューヨーク州全体を指す場合もあるため、都市を明確にするために"City"を付けることがあります。


例文:


"I live in New York City."

(私はニューヨーク市に住んでいます。)


"NYC is one of the most famous cities in the world."

(NYCは世界で最も有名な都市の一つです。)


City of New York


"City of New York(シティ・オブ・ニューヨーク)"は、公式文書や法律、政府関連の文脈で使われる正式な表記です。


一般的な会話ではあまり使われませんが、公的な場面ではよく見られます。


例文:


"The City of New York has implemented new policies to improve public transportation."

(ニューヨーク市は公共交通を改善するための新しい政策を導入しました。)


"The Mayor of the City of New York announced a new initiative for education reform."

(ニューヨーク市長は教育改革のための新たな取り組みを発表しました。)


N.Y.(エヌ・ワイ)


"N.Y."は、ニューヨークの略称として使われることがあり、特に書類や住所表記、公式な文書で見られます。


ただし、会話ではほとんど使われません。


例文:


"The company’s headquarters is in N.Y."

(その会社の本社はN.Y.にあります。)


"Flights from LAX to N.Y. are frequently scheduled."

(LAXからN.Y.への便は頻繁に運行されています。)


省略形やスラング的な表現


The Big Apple


"The Big Apple(ビッグ・アップル)"は、ニューヨークの有名な愛称の一つです。


特に観光業界やメディアでよく使われます。


例文:


"Welcome to the Big Apple!"

(ビッグ・アップルへようこそ!)


"Many artists dream of making it big in the Big Apple."

(多くのアーティストはビッグ・アップルで成功することを夢見ています。)


Gotham


"Gotham(ゴッサム)"は、ニューヨークを指す別のニックネームです。


元々は18世紀の風刺作家ワシントン・アーヴィングが使った言葉ですが、今では特に映画やコミックの影響で親しまれています。


例文:


"Batman protects Gotham City, which is inspired by New York."

(バットマンはニューヨークをモデルにしたゴッサム・シティを守っている。)


"Life in Gotham never sleeps."

(ゴッサムでの生活は決して眠らない。)



ニューヨーク州との違い


"New York"は都市名でもありますが、同時にアメリカの"New York州(State of New York)"を指すこともあります。


特に正式な文書やニュースでは区別が必要です。


例文:


"I'm from New York State, not New York City."

(私はニューヨーク州出身で、ニューヨーク市ではありません。)


"The capital of New York State is Albany."

(ニューヨーク州の州都はオールバニーです。)


ニューヨークに関するその他の英語表現


The City That Never Sleeps


"The City That Never Sleeps(眠らない街)"は、ニューヨークの別名であり、その活気や24時間営業の文化を象徴するフレーズです。


例文:


"They call New York the city that never sleeps because there’s always something happening."

(ニューヨークは「眠らない街」と呼ばれている。なぜなら、常に何かが起こっているからだ。)


Empire City

"Empire City(エンパイア・シティ)"も、ニューヨークの歴史的な愛称の一つです。


"Empire State(エンパイア・ステート)"と同じ由来で、ニューヨークの偉大さを象徴しています。


例文:


"New York is often referred to as Empire City."

(ニューヨークはしばしば「エンパイア・シティ」と呼ばれる。)


まとめ


ニューヨークを英語で表現する方法は多岐にわたります。


一般的には"New York"または"New York City"が使われますが、カジュアルな会話や観光の場面では"The Big Apple"や"Gotham"などの愛称もよく使われます。


さらに、州としてのニューヨークと都市としてのニューヨークを区別する表現も重要です。


これらの表現を理解し、適切に使い分けることで、英語でのコミュニケーションがよりスムーズになります。


ニューヨークについて話す機会があれば、ぜひこれらの表現を使ってみてください!




記事作成者 (Manami Palmini



講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


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