New York?NYC?「ニューヨーク」の英語表現とその使い分け
- Manami
- Mar 21
- 5 min read
Updated: Apr 2
はじめに
アメリカ最大の都市であり、世界中から観光客やビジネスマンが集まるニューヨーク。
この都市の名前を英語で表す方法はいくつかあり、シチュエーションに応じて異なる表現が使われます。
この記事では、ニューヨークの英語表現の違いについて解説し、実際の会話や文章でどのように使うべきかを説明します。

ニューヨークの基本的な英語表記
New York
最も一般的な表記が"New York"です。
正式名称としても使用され、会話やビジネス文書、観光案内など幅広い場面で見かけます。
例文:
"I'm going to New York next week."
(来週ニューヨークに行きます。)
"New York is known for its diverse culture and vibrant nightlife."
(ニューヨークは多様な文化と活気あるナイトライフで知られています。)
New York City (NYC)
"New York City(ニューヨーク・シティ)"または略して"NYC(エヌ・ワイ・シー)"もよく使われます。
"New York"とだけ言うと、ニューヨーク州全体を指す場合もあるため、都市を明確にするために"City"を付けることがあります。
例文:
"I live in New York City."
(私はニューヨーク市に住んでいます。)
"NYC is one of the most famous cities in the world."
(NYCは世界で最も有名な都市の一つです。)
City of New York
"City of New York(シティ・オブ・ニューヨーク)"は、公式文書や法律、政府関連の文脈で使われる正式な表記です。
一般的な会話ではあまり使われませんが、公的な場面ではよく見られます。
例文:
"The City of New York has implemented new policies to improve public transportation."
(ニューヨーク市は公共交通を改善するための新しい政策を導入しました。)
"The Mayor of the City of New York announced a new initiative for education reform."
(ニューヨーク市長は教育改革のための新たな取り組みを発表しました。)
N.Y.(エヌ・ワイ)
"N.Y."は、ニューヨークの略称として使われることがあり、特に書類や住所表記、公式な文書で見られます。
ただし、会話ではほとんど使われません。
例文:
"The company’s headquarters is in N.Y."
(その会社の本社はN.Y.にあります。)
"Flights from LAX to N.Y. are frequently scheduled."
(LAXからN.Y.への便は頻繁に運行されています。)
省略形やスラング的な表現
The Big Apple
"The Big Apple(ビッグ・アップル)"は、ニューヨークの有名な愛称の一つです。
特に観光業界やメディアでよく使われます。
例文:
"Welcome to the Big Apple!"
(ビッグ・アップルへようこそ!)
"Many artists dream of making it big in the Big Apple."
(多くのアーティストはビッグ・アップルで成功することを夢見ています。)
Gotham
"Gotham(ゴッサム)"は、ニューヨークを指す別のニックネームです。
元々は18世紀の風刺作家ワシントン・アーヴィングが使った言葉ですが、今では特に映画やコミックの影響で親しまれています。
例文:
"Batman protects Gotham City, which is inspired by New York."
(バットマンはニューヨークをモデルにしたゴッサム・シティを守っている。)
"Life in Gotham never sleeps."
(ゴッサムでの生活は決して眠らない。)

ニューヨーク州との違い
"New York"は都市名でもありますが、同時にアメリカの"New York州(State of New York)"を指すこともあります。
特に正式な文書やニュースでは区別が必要です。
例文:
"I'm from New York State, not New York City."
(私はニューヨーク州出身で、ニューヨーク市ではありません。)
"The capital of New York State is Albany."
(ニューヨーク州の州都はオールバニーです。)
ニューヨークに関するその他の英語表現
The City That Never Sleeps
"The City That Never Sleeps(眠らない街)"は、ニューヨークの別名であり、その活気や24時間営業の文化を象徴するフレーズです。
例文:
"They call New York the city that never sleeps because there’s always something happening."
(ニューヨークは「眠らない街」と呼ばれている。なぜなら、常に何かが起こっているからだ。)
Empire City
"Empire City(エンパイア・シティ)"も、ニューヨークの歴史的な愛称の一つです。
"Empire State(エンパイア・ステート)"と同じ由来で、ニューヨークの偉大さを象徴しています。
例文:
"New York is often referred to as Empire City."
(ニューヨークはしばしば「エンパイア・シティ」と呼ばれる。)
まとめ
ニューヨークを英語で表現する方法は多岐にわたります。
一般的には"New York"または"New York City"が使われますが、カジュアルな会話や観光の場面では"The Big Apple"や"Gotham"などの愛称もよく使われます。
さらに、州としてのニューヨークと都市としてのニューヨークを区別する表現も重要です。
これらの表現を理解し、適切に使い分けることで、英語でのコミュニケーションがよりスムーズになります。
ニューヨークについて話す機会があれば、ぜひこれらの表現を使ってみてください!
記事作成者 (Manami Palmini ![]() 講師経歴
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