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アメリカ英語で知る!ネイティブは“America”をどう呼ぶ?日常会話の正しい表現

「アメリカ」と聞くと、誰もが まずはAmerica という単語を思い浮かべるでしょう。


でも、実はアメリカ人は日常会話で America という言葉をあまり使わないことをご存じでしょうか?


多くの日本人は「アメリカ出身です」と言うときに、なんとなく America を思い浮かべてしまいます。


しかし、ネイティブの感覚では少し違います。


現地で自然に会話をするには、アメリカ人がどのように自分の国や都市を表現するのかを理解しておくことが大切です。




アメリカ人が国を指すときの言い方まず覚えておきたいのは、アメリカ人は自分の国を America という単語で表現することは少なく、もっと口語的な表現を使うということです。

代表的な言い方は以下の2つです。


  • the U.S.

  • the States


the U.S. と the States の違い


  • the U.S. は正式名称に近く、文章やニュース、フォーマルな場面で使われることが多いです。

    例:I moved to the U.S. last year.(私は去年アメリカに引っ越しました)

  • the States は、カジュアルな会話でよく使われます。友達との会話や自己紹介で、「私はアメリカ出身です」と言いたいときに自然です。

    例:I grew up in the States.(私はアメリカで育ちました)


ただ、ポイントは、アメリカ人は国全体を意識して話すよりも、州や都市など自分の「出身地」にフォーカスすることが多いということですね。


アメリカ人の出身地の言い方


実際、アメリカ人同士の会話では、「アメリカ人かどうか」よりも どこの州・どの都市出身か が重要です。


例:州や都市名を使った会話


A: Where are you from?(どこの出身ですか?)

B: I’m from Texas.(テキサス州出身です)

A: Which city in Texas?(テキサス州のどの都市ですか?)

B: Austin.(オースティンです)


このように、州名や都市名を必ずセットで言うのが自然です。


「アメリカ出身です」とだけ言うと、少し不自然に感じられることがあります。


州ごとの呼び方のニュアンス


  • California は西海岸をイメージする人が多く、サーフィンや映画などの文化的イメージも強い州です。

  • New York は州名でも都市名でも使われますが、ニューヨークシティを指す場合は普通 “NYC” と略すこともあります。

    あるいは、ニューヨークの中でシティと言いたいときは、"I'm from the city."とだけ言うことも多いです。

  • Texas は広大な土地と独自文化のイメージがあり、出身を聞かれたら州名だけでかなりの情報になります。



都市名の略し方と日常会話


アメリカ人は都市名をよく略して話します。


これは会話をスムーズにするためです。


いくつか代表的な例を見てみましょう。

正式名称

日常会話での略称

補足

Los Angeles

LA

「ロス」と呼ぶのは日本人だけ。

San Francisco

SF

地元では「The City」とも呼ばれます。

Chicago

Chi-Town

ニックネーム的な略称。

New York City

NYC

正式名は New York City。州と都市が同名のため注意。


こうした略称は、現地の会話に慣れている人なら当然のように使いますが、初めて聞くと意味が分からないこともあります。


日本人が慣れ親しんだ「ロス」や「NY」といった呼び方は、現地の人には通じないことがあるので注意が必要です。


アメリカ人が “America” を使うとき


アメリカ人は普段の会話では America をあまり使いませんが、特別な場合には使うことがあります。


それは、国の誇りやアイデンティティを強調したいときです。


  • 政治スローガン:“Make America Great Again”(アメリカを再び偉大にしよう)

  • スポーツや国際的なイベントで国を代表する場合:“Team America”


このように、America は公式名や日常会話よりも、象徴的・感情的なニュアンスで使われることが多いのです。


知っておきたい会話フレーズ集


出身地を聞くとき


  • Where in the U.S. are you from?(アメリカのどのあたりの出身ですか?)

  • Which state do you call home?(どの州が故郷ですか?)


出身地を答えるとき


  • I’m from Oregon, Portland.(オレゴン州ポートランドです)

  • I grew up in Georgia.(ジョージア州で育ちました)

  • Originally from Michigan, but I live in Chicago now.(元々はミシガン州出身ですが、今はシカゴに住んでいます)


都市の略称を使った会話


A: I heard you moved to California.

B: Yeah, I’m in SF now.

A: Nice! How do you like The City?

B: Love it! The weather’s great and the coffee is amazing.


まとめ:ネイティブ感覚を身につけるポイント


  1. アメリカ人は国全体よりも 州や都市 で自分を表す

  2. 日常会話で国を指すときは the States / the U.S. が自然

  3. 都市名は略称で呼ぶことが多い(LA, SF, Chi-Town, NYCなど)

  4. America は象徴的・感情的な場面で使う


こうした知識を覚えておくだけで、会話の自然さは大きく変わります。


特に自己紹介や旅行中の会話で、相手に「この人はアメリカのことをちゃんと知っているな」と思わせることができます。


小さな違いですが、アメリカ人の自然な表現を意識して、ぜひ日常会話に取り入れてみてください。




記事作成者 (Manami Palmini



講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
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