こんにちは!Manami's EnglishのManamiです。今回は、アメリカの日常生活の中で英語を学ぶ方法についてお話ししようと思います。アメリカでは当然、英語を学ぶ機会が多いですが、何もしていなくても学習ができるわけではありません。ある程度は自分から動かなければ、いくら英語圏に住んでいるからと言っても学習の機会はつかめません。
私自身、ニューヨークに住んで8年ほどになります。最初にアメリカに来た頃は、もちろん英語の勉強をしてきたとはいえ、まだそこまで話せるわけでもなく、英語に苦労することも多かったです。そんな経験を踏まえ、アメリカに住んでいる皆さんに向けて、日常生活の中で英語を学ぶ方法をいくつかご紹介したいと思います。
1. カフェでの「盗み聞き」
「カフェで盗み聞きって何?」と思うかもしれませんが、そのままの意味です(笑)。これ、私がアメリカに来た最初の頃によくやっていた英語学習方法なんです。
アメリカでは、カフェに行けば英語を耳にする機会が自然と増えますよね。特にニューヨークのような多様な都市だと、さまざまな人種の人々がいろいろな話をしています。英語を勉強しようと思っても、最初は友達がいなかったり、緊張してうまく話せなかったりするものです。私も最初の頃は英語の速さに驚きました。ニューヨークでは時間の流れが速い分、話すスピードも速いので、何を言っているのか全然わからないことも多々ありました。
そこで始めたのが、カフェで「隣の人の会話を聞く」という方法です。カフェにいると、仕事の話をしている人、家族や趣味の話をしている人など、さまざまな内容の会話が聞こえてきます。盗み聞きと言うと聞こえが悪いですが、これがリスニング力向上にすごく役立ちました。
2. ミュージアムや公共施設のガイドツアー
これもリスニングの練習としておすすめです。家にこもってしまうと、せっかくアメリカに住んでいても英語を聞く機会が減ってしまいます。そこで、ミュージアムや動物園、植物園などのガイドツアーに参加するのは良い方法です。
ガイドツアーの良いところは、ただ聞くだけでなく、自分から質問をするチャンスがあることです。例えば、事前に簡単な質問を1つか2つ用意しておいて、ガイドさんに聞いてみる。そうすると、「会話が成り立った!」という小さな達成感を得られます。この積み重ねが、会話に慣れるためにとても大切なんです。
3. 道を聞く練習
道を聞くのも、自然に会話を生み出す良い方法です。私はもともと方向音痴で、ニューヨークに来たばかりの頃は毎日のように道に迷っていました。そのたびに現地の人に道を聞いていましたが、これが結果的に英会話の練習になりました。
道を聞く際には、最初にシンプルなフレーズを覚えておくだけでも十分です。「Excuse me, could you tell me how to get to ___?」のような基本の言い回しを使うと、意外と親切に教えてくれる人が多いです。そして、相手が言った内容をしっかり聞き取ろうとすることで、リスニング力も自然に鍛えられます。
まとめ
今回ご紹介したのは、日常生活の中でできる英語学習の具体的な方法です。
カフェでの「盗み聞き」でリスニングを鍛える
ガイドツアーに参加して質問する習慣をつける
道を聞くことで自然な会話の練習をする
どれも特別な準備を必要とせず、アメリカの日常生活の中で気軽に取り入れられる方法ばかりです。皆さんもぜひ試してみてください!
記事作成者 (Manami Palmini) 講師経歴
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