【現地校の宿題対策】ジャーナルに使える英語フレーズ8選
- Manami
- Jun 11
- 5 min read
アメリカの現地校に通っていると、「ジャーナル(Journal)」という宿題が出ることがあります。
日本でいう「日記」に少し似ていますが、単なる出来事の記録ではなく、その日考えたことや感じたことを、自分の言葉で書くのが特徴です。
自由に書いていいと言われても、「何を書けばいいの?」「英語でどう表現すればいいの?」
と戸惑ってしまうお子さんも多いですよね。
今回は、現地校の“ジャーナル”で使える英語フレーズを8つご紹介します。
日々の宿題が少しでも書きやすくなるように、お子さんのサポートに役立ててみてください。

ジャーナルってどんな宿題?
「ジャーナル」は、アメリカの小学校から高校まで広く取り入れられている宿題で、毎日の出来事や気持ちを英語で書く練習として使われています。
テーマが決まっている日もありますが、「自由に書いていいよ」と言われることも多く、正解がないぶん、逆に書きづらさを感じてしまうことも。
アメリカの現地校では、文法の正しさ以上に、
「自分の考えを自分の言葉で伝えようとしているか」
「どれだけ深く考えているか」
が重視されます。
つまり、完璧な英文でなくても、“自分らしさ”が伝わることが何より大切なのです。
英語ジャーナルに使いやすい8つのフレーズ
Today I learned that...(今日は〜を学びました)
授業や生活の中で新しく知ったことをまとめるときに便利なフレーズです。
例:Today I learned that plants need sunlight and water to grow.
(今日は、植物が育つには太陽と水が必要だと学びました。)
One thing that made me happy today was...(今日うれしかったことは〜です)
気持ちを表す練習にもなる、ポジティブで使いやすいフレーズです。小さな喜びでもOK!
例:One thing that made me happy today was playing soccer with my friends.(今日うれしかったのは、友達とサッカーをしたことです。)
I felt frustrated when...(〜のとき、悔しかったです)
もやもやした気持ちも、ジャーナルで表現していいんです。
自分の気持ちに気づき、それを言葉にする練習になります。
例:I felt frustrated when I couldn’t solve the math problem.
(算数の問題が解けなかったとき、悔しい気持ちになりました。)
I wonder why...(どうして〜なんだろう?)
「なぜだろう?」と疑問に思う気持ちは、アメリカの教育でもとても大切にされています。
ジャーナルで“考える”姿勢を見せるのにぴったりです。
例:I wonder why some animals sleep during the day and stay awake at night.(昼に寝て夜に起きている動物って、どうしてなんだろう?)

If I could change one thing about today, it would be...(今日のことで1つ変えられるなら〜を変えたい)
「こうすればよかったな」と振り返るときに使えます。
前向きな反省にも◎
例:If I could change one thing about today, it would be how I handled my mistake.
(今日のことで変えたいのは、自分のミスへの対応の仕方です。)
This reminded me of...(これは〜を思い出させました)
出来事や授業内容が、過去の経験や他の話とつながったときに使える便利なフレーズです。
例:This reminded me of a book I read about kindness.
(これは、以前読んだ「親切」についての本を思い出させました。)
Next time, I want to try...(次は〜してみたい)
挑戦したいこと、これからの目標を書くときにおすすめです。
前向きな気持ちが伝わります。
例:Next time, I want to try speaking up more in class.
(次は、授業で今よりももっと自分の意見を言ってみたいです。)
I’m proud of myself because...(〜だから、自分を誇りに思います)
頑張ったこと、小さな成功も書き留めておけるフレーズ。
自己肯定感を育てるきっかけにもなります。
例:I’m proud of myself because I didn’t give up when it got hard.
(難しくてもあきらめなかった自分を、ちょっと誇らしく思います。)
書くのがラクになると、続けやすくなる
ジャーナルは週に数回、または毎日出されることもあります。
だからこそ、いくつかの「使える型」を知っておくだけで、毎日のハードルがぐっと下がります。
今日ご紹介したフレーズは、どんなテーマにも応用がききやすいものばかり。
毎回すべて使う必要はありませんが、その日の気分に合ったものを選ぶだけでも、英語で考える力がしっかり育っていきます。
最後に:英語で「思ったことを書く」力は一生もの
アメリカの現地校では、「何を考えたか」「どう感じたか」を自分の言葉で表現する力をとても大切にしています。
英語の文法が完璧じゃなくても、「自分の考えをちゃんと持っていること」が評価されるのです。
ジャーナルを書くことで、英語力だけでなく、自分のことを振り返る力、人と考えを共有する力も少しずつ育っていきます。
今日ご紹介したフレーズが、英語でのアウトプットに自信を持つきっかけになればうれしいです。
お子さんの「書けた!」という小さな達成感を、ぜひ大切にしてあげてくださいね。
記事作成者 (Manami Palmini ![]() 講師経歴
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