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【現地校の宿題対策】映画を観た後に使える英語フレーズ8選

アメリカの現地校では、授業の一環として映画を観ることがあります。


たとえば歴史の理解を深めるため、社会問題に触れるため、文学作品の映像化を味わうためなど、映画は教育の一部として重要な位置づけになっています。


そして映画鑑賞のあとに出されるのが、感想や考察を書く宿題や、クラスでのディスカッション。


「映画を観ただけで終わらない」のがアメリカの現地校ではよくあります。


でも、映画の内容を**英語でどう表現すればいいの?


と悩む子どもたちも少なくありません。今回は、映画を観たあとに使える実用的な英語フレーズを8つ紹介します。


感想文や発表、グループディスカッションなど、どんな場面でも活躍する表現なので、是非参考にしてください。


The movie starts with...(映画は〜から始まります)


英語の感想では、物語の流れを紹介するときに「始まり」がポイントになります。


時系列で説明したいときに使いやすい表現です。


例:The movie starts with a young girl moving to a new town.

(この映画は、ある少女が新しい町に引っ越してくるところから始まります。)


One thing that surprised me was...(驚いたのは〜でした)


映画を観たときの驚きや意外な展開を伝えると、感想に深みが出ます。


ディスカッションでも「印象に残ったシーンは?」と聞かれることが多いため、使えると便利なフレーズです。


例:One thing that surprised me was when the villain helped the hero.

(驚いたのは、悪役が主人公を助けたシーンです。)


I didn’t expect that...(〜とは思わなかった)


予想外の展開に対してコメントすると、映画に対する理解力や考察力が伝わります。


特にプロットツイストやラストの展開について話すときに使えます。


例:I didn’t expect that the main character would disappear in the end.

(最後に主人公がいなくなるなんて、思ってもみませんでした。)


The cinematography/music was...(映像/音楽が〜でした)


アメリカの授業では、映画の技術面にも触れることがよくあります。


映像美、音楽、演出など、物語以外の部分を評価するのも宿題のポイントです。


例:The cinematography was stunning, especially the sunset scenes.

(映像がとても美しくて、特に夕日のシーンは印象的でした。)


The movie made me think about...(この映画を観て〜について考えさせられました)


「考えさせられた」という視点は、現地校の先生から高評価を得られるポイントです。

社会問題や人間関係など、映画を通して感じたことを表現できます。


例:The movie made me think about how important it is to speak up.

(この映画を観て、自分の意見を言うことの大切さについて考えさせられました。)


I could relate to...(〜に共感しました)


登場人物の行動や感情に共感したときに使えるフレーズです。


英語圏では「共感すること」がとても大事にされており、ディスカッションでもよく出てくる表現です。


例:I could relate to the character’s fear of being different.

(そのキャラクターが「人と違うこと」を怖がっていた気持ちに共感しました。)

A powerful message in the movie was...(この映画の中で印象的だったメッセージは〜です)


映画から読み取れるメッセージを言語化するのは、アメリカの宿題でよく求められます。


このフレーズはエッセイの締めくくりにも使えます。


例:A powerful message in the movie was that kindness can change lives.

(この映画の印象的なメッセージは、「親切が人の人生を変えることができる」ということでした。)


This movie connects to what we learned in class because...(この映画は授業内容とつながっています。なぜなら〜)


現地校の先生たちは、「学んだことと現実や作品をどうつなげるか」に注目します。


映画と授業内容の関連を述べられると、思考力のアピールになります。


例:This movie connects to what we learned about civil rights in class because it shows people fighting for equality.

(この映画は、公民権について学んだ内容とつながっています。なぜなら、平等のために戦う人々が描かれていたからです。)


アメリカの現地校の「映画宿題」は、表現力と考察力が求められる!


アメリカの現地校では、映画を観たあとの宿題がかなり本格的です。


あらすじを書くだけでなく、「どんな気持ちになったか」「そこから何を考えたか」「授業内容とどう結びつけるか」まで、自分の頭で考えて書く力が求められます。


今回紹介した英語フレーズは、その場しのぎのテンプレートではなく、考えをしっかり伝えるための道具です。


お子さんが書く際、フレーズを丸写しするのではなく、自分の言葉で肉付けする感覚で使うと、より良いアウトプットになります。


おわりに:宿題の「映画感想」で、英語と自分の考えを深めよう


現地校での宿題には戸惑うことも多いですが、それはお子さんが英語で自分を表現する力を育てるチャンスでもあります。


映画という身近な題材だからこそ、子どもたちも感情移入しやすく、意見を言う練習になります。


今回のフレーズ集を参考に、ぜひ一緒に映画について語ったり、書いてみたりしてみてください。


英語力も、思考力も、きっと深まりますよ。



記事作成者 (Manami Palmini



講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
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