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アメリカの現地校で「補習校って何?」と聞かれたときに使える英語フレーズ8選

アメリカで暮らす日本人の子どもたちにとって、「現地校」と「補習校」という二つの学校生活を両立することは、ごく当たり前のことになっていますね。


現地校では英語で授業を受け、現地の友だちと学びながら、土曜日には補習校で日本の教科書に沿った学習を続ける――そんな生活は、国際的な視野を広げると同時に、言葉の面でも文化の面でも柔軟な力を育ててくれます。


でも、ふと現地校で友だちや先生にこう聞かれたことはありませんか?


“Why do you go to school on Saturdays?”
“What’s a Japanese school?”

こうした質問に、どう答えたらいいか迷ってしまうこともありますよね。


今回は、アメリカの現地校で「補習校」について説明する際に使える英語表現を8つご紹介します。


英会話表現を覚えておくと、会話の自信にもつながりますし、日本の文化や学びを共有するチャンスにもなりますよ!



“I go to Japanese school on Saturdays.”


意味:私は土曜日に日本語の学校に通っています。


まずはシンプルに「補習校に通っている」という事実を伝える基本の一言です。


“Japanese school” という言い方が一般的で、相手が知らなければ、そこから説明を続けることができます。


例:“I go to Japanese school on Saturdays. We study math, Japanese, and science.”

“It’s a school for Japanese kids living in the U.S.”


意味:アメリカに住んでいる日本の子どもたちのための学校です。


補習校の目的を伝えるときに使える便利な表現です。


相手が「え?それってどういう学校?」と不思議に思ったときに、このフレーズで簡潔に説明できます。


“We follow the Japanese school curriculum.”


意味:日本の学校のカリキュラムに沿って勉強しています。


補習校では、日本の文部科学省が定めた教科書を使って学ぶことが多いですよね。


そのことを英語で伝える際に役立つ表現です。


英語で "curriculum"(カリキュラム)という単語を覚えておくと、教育関連の話題でとても便利です。


“We study Japanese language, math, and social studies.”


意味:国語や算数、社会などを勉強しています。


補習校で学ぶ主な教科を具体的に伝えると、相手にもイメージが湧きやすくなります。


アメリカの現地校では「社会」や「国語」という教科がないことも多いので、説明があると会話も広がります。


“It helps me keep up with Japanese education.”


意味:日本の教育についていけるようにしているんだ。


将来、日本に帰国する可能性がある子どもにとって、補習校はとても大切な役割を果たしています。


このフレーズは、「どうしてそんなに勉強してるの?」と聞かれたときに、自分の目的をシンプルに伝えるのにぴったりです。



“It’s hard sometimes, but I learn a lot.”


意味:大変なときもあるけど、たくさん学べるよ。


補習校と現地校の両立は簡単ではありません。


でも、その頑張りをポジティブに伝えられるといいですね。


このフレーズは、正直な気持ちを自然な形で伝えられる一言です。


“I get to meet other Japanese kids, too.”


意味:他の日本人の子とも会えるよ。


補習校は勉強だけでなく、同じ文化や背景を持つ友達と出会える場所でもあります。


その楽しさや安心感を伝えると、聞いている相手も「いいね!」と思ってくれるはずです。


“It helps me understand Japanese culture.”


意味:日本文化を学ぶのに役立つよ。


この表現は、少し大人びた印象ですが、とても意味のある一言です。


英語を話す生活の中でも、日本語や日本文化を大切にする気持ちを伝えることは、自分のアイデンティティを共有する素敵な機会になります。


現地校と補習校、両方で育つ「バイリンガルの力」


アメリカで現地校に通いながら、土曜日に補習校で学ぶ――この生活は決して簡単なものではありません。


でも、だからこそ育まれる「バイリンガル」としての力や、異文化を理解する柔軟性は、子どもたちの大きな財産になります。


そして、その生活の中で出会う「英語でどう説明しよう?」という瞬間こそが、英会話力を伸ばすチャンスです。


少しずつで大丈夫。気持ちが伝わる英語を目指そう


今回ご紹介した8つの表現は、どれも難しい単語や文法を使わずに、「補習校のことを伝える」ためのベーシックなフレーズばかりです。


まずは1つでも覚えて、実際の会話の中で使ってみることが大切です。


言葉を交わすことで、お互いのことをもっと知ることができるようになります。


まとめ:補習校について英語で話してみよう


アメリカでの生活は、現地校と補習校の両方に通うことで、たくさんの経験と学びにあふれています。


そして、その中で育つ英語力や表現力は、ただ「習う」ものではなく、「使って」「伝えて」「つながる」力へと変わっていきます。


ぜひ今回紹介した表現を、今日から少しずつ使ってみてくださいね!」



記事作成者 (Manami Palmini



講師経歴

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  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
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