アメリカの病院で使う医者の英単語一覧|内科・外科・皮膚科など専門医を英語で言える?
- Manami
- Aug 10
- 8 min read
アメリカで生活していると、病院やクリニックに行くときに「この診療科は英語で何と言うんだろう?」と迷うことがありますね。
日本では「内科」「整形外科」「皮膚科」「耳鼻科」など、日本語で診療科を言えばすぐに分かります。
例えば、膝が痛くて病院に行きたい場合は、どの医者に診てもらえばいいのでしょうか?
皮膚の症状なら dermatologist、心臓なら cardiologist、神経なら neurologist というように、それぞれ専門医を表す英単語があります。
この記事では、アメリカで病院に行くときに役立つ「医者・専門医」の英単語を、診療科ごとに分かりやすく紹介します。

DoctorとPhysicianはどう違う?
まず、「医者」を表す基本的な英単語から見てみましょう。
Doctor
doctor は「医者」という意味で、日常会話で最も一般的に使われる言葉です。
例えば、
I need to see a doctor.
「医者に診てもらう必要があります。」
I have an appointment with my doctor.
「医者の予約があります。」
のように使います。
病院で働く医師について話すとき、基本的には doctor を使えば問題ありません。
Physician
physician も「医師」という意味です。
Doctorよりもややフォーマルな言葉で、病院の書類や保険関係の情報などで目にすることがあります。
特にアメリカでは、
Primary Care Physician(PCP)
という言葉がよく使われます。
これは、日常的な健康管理や最初の診察を担当する「かかりつけ医」に近い存在です。
アメリカの病院でよく使う専門医の英単語
ここからは、日本語の診療科と英語の専門医をセットで覚えていきましょう。
1. 内科医:Internist
internist
は、一般的に成人の内科疾患を専門とする医師です。
日本語の「内科医」に近い言葉です。
I saw an internist about my stomach pain.
「腹痛について内科医に診てもらいました。」
ただし、アメリカで日常的な診療を受ける場合は、primary care physician や primary care doctor という言葉も非常によく使われます。
2. 家庭医:Family Physician / Family Doctor
family physician または family doctor
は、子どもから大人まで、家族全体を幅広く診る医師です。
風邪、発熱、軽いけが、健康診断など、さまざまな問題について相談できます。
I usually see my family doctor for regular checkups.
「普段は定期検診のためにかかりつけの家庭医に診てもらっています。」
3. 小児科医:Pediatrician
子どもの病気を診る医師は、
pediatrician
です。
日本語では「小児科医」です。
子どもがアメリカの学校に通っている家庭では、非常によく使う単語です。
My daughter needs to see a pediatrician.
「娘は小児科の先生に診てもらう必要があります。」
4. 外科医:Surgeon
surgeon
は「外科医」です。
手術を行う医師を指します。
The surgeon recommended surgery.
「外科医は手術を勧めました。」
「外科」という診療科を表す場合は surgery、医師を表す場合は surgeon と覚えると分かりやすいでしょう。
5. 整形外科医:Orthopedic Surgeon / Orthopedist
骨、関節、筋肉、靭帯などの問題を診るのが、
orthopedic surgeon
または
orthopedist
です。
日本語では「整形外科医」です。
例えば、膝や肩、腰、骨折などについて専門的な診察を受ける場合に、この専門医を受診することがあります。
I have an appointment with an orthopedic surgeon.
「整形外科医の予約があります。」
なお、アメリカでは orthopedics が「整形外科」という診療科を表します。
6. 皮膚科医:Dermatologist
肌、髪、爪などの病気を専門に診る医師は、
dermatologist
です。
日本語では「皮膚科医」です。
I need to see a dermatologist about this rash.
「この発疹について皮膚科医に診てもらう必要があります。」
ニキビ、湿疹、発疹、皮膚のかゆみなどについて相談するときに使います。

7. 心臓専門医:Cardiologist
心臓や血管の病気を専門とする医師は、
cardiologist
です。
日本語では「循環器内科医」「心臓専門医」などと訳されます。
My doctor referred me to a cardiologist.
「主治医から心臓専門医を紹介されました。」
8. 神経内科医:Neurologist
脳、脊髄、末梢神経など、神経系の病気を専門とする医師は、
neurologist
です。
日本語では「神経内科医」などと呼ばれます。
I was referred to a neurologist.
「神経内科医を紹介されました。」
なお、脳や脊髄の手術を行う専門医は neurosurgeon(脳神経外科医) です。
neurologist と neurosurgeon は別なので注意しましょう。
9. 耳鼻咽喉科医:ENT Doctor / Otolaryngologist
耳、鼻、喉を診る医師は、
ENT doctor
または正式には
otolaryngologist
です。
ENTは、
Ear, Nose and Throat
の頭文字です。
日常会話では ENT doctor のほうが分かりやすく、よく使われます。
I need to see an ENT doctor about my ear.
「耳のことで耳鼻咽喉科の先生に診てもらう必要があります。」
10. 眼科医:Ophthalmologist
目の病気を診断・治療する医師は、
ophthalmologist
です。
眼科医として手術を行うこともできます。
一方、
optometrist
は視力検査、眼鏡やコンタクトレンズなどを扱う視力の専門家です。
この2つはアメリカで混同しやすいので注意しましょう。
11. 婦人科医:Gynecologist
女性の生殖器や婦人科系の健康を専門とする医師は、
gynecologist
です。
「婦人科医」にあたります。
妊娠・出産について診る医師は obstetrician です。
そして、アメリカでは産婦人科医を、
OB-GYN
と呼ぶことが非常に一般的です。
OBは obstetrics(産科)、GYNは gynecology(婦人科) の略です。
12. 消化器内科医:Gastroenterologist
胃、腸、食道、肝臓など消化器系を専門とする医師は、
gastroenterologist
です。
かなり長い単語ですが、アメリカの病院ではよく出てきます。
例えば、
My doctor referred me to a gastroenterologist.
「主治医から消化器内科医を紹介されました。」
というように使います。
13. 腎臓内科医:Nephrologist
腎臓を専門とする医師は、
nephrologist
です。
一方、腎臓だけでなく、膀胱や尿路、生殖器などを扱い、手術も行うのが、
urologist(泌尿器科医)
です。
この2つもアメリカの医療英語では区別されます。
14. リウマチ科医:Rheumatologist
関節炎や自己免疫疾患などを専門とする医師は、
rheumatologist
です。
日本語では「リウマチ科医」「リウマチ専門医」などと呼ばれます。
My primary care doctor referred me to a rheumatologist.
「かかりつけ医からリウマチ科の専門医を紹介されました。」
15. 精神科医:Psychiatrist
精神疾患を診断・治療する医師は、
psychiatrist
です。
一方、
psychologist
は「心理士・心理学者」で、医師ではありません。
この違いは非常に重要です。
psychiatrist = 精神科医
psychologist = 心理士・心理学者
と覚えておきましょう。
その他の専門医
アメリカの病院では、次のような専門医の名前もよく登場します。
pulmonologist:呼吸器内科医
endocrinologist:内分泌科医
oncologist:腫瘍専門医・がん専門医
hematologist:血液専門医
infectious disease specialist:感染症専門医
allergist:アレルギー専門医
anesthesiologist:麻酔科医
radiologist:放射線科医
pathologist:病理医
geriatrician:老年医学専門医
emergency physician:救急医
すべてを一度に覚える必要はありません。
「専門医」は英語で何と言う?
診療科の名前だけでなく、
specialist
という単語も覚えておきましょう。
specialist = 専門医
です。
例えば、
I need to see a specialist.
「専門医に診てもらう必要があります。」
Which specialist should I see?
「どの専門医を受診すればいいですか?」
というように使えます。
また、アメリカでは、まず primary care doctor を受診し、必要に応じて specialist を
紹介してもらうという流れになることがあります。
この「紹介」は、
referral
と言います。
I need a referral to see a specialist.
「専門医を受診するには紹介状が必要です。」
という表現も覚えておくと便利です。
アメリカで病院に行くなら「診療科」ではなく「医者の名前」を覚える
日本語では「皮膚科に行く」「整形外科に行く」と言うことが多いですが、英語では実際の会話の中で、
I need to see a dermatologist.
I need to see an orthopedic doctor.
I need to see a cardiologist.
のように、「○○科に行く」ではなく「○○専門医に診てもらう」という形で表現することがよくあります。
そのため、アメリカで生活するなら、単に
「dermatology = 皮膚科」
と診療科の名前だけを覚えるより、
dermatologist = 皮膚科医
までセットで覚えておくと実際の会話で使いやすくなります。
病院の予約を取るとき、保険会社に電話するとき、かかりつけ医から専門医を紹介されたと
きなど、さまざまな場面で役立ちます。
まとめ
アメリカで病院に行くときは、doctor(医者)という基本単語だけでなく、専門医を表す英単語を知っておくことが大切です。
特に覚えておきたいのは、
internist:内科医
family doctor:家庭医
pediatrician:小児科医
surgeon:外科医
orthopedic surgeon:整形外科医
dermatologist:皮膚科医
cardiologist:心臓専門医
neurologist:神経内科医
ENT doctor:耳鼻咽喉科医
ophthalmologist:眼科医
OB-GYN:産婦人科医
gastroenterologist:消化器内科医
urologist:泌尿器科医
rheumatologist:リウマチ科医
psychiatrist:精神科医
です。
アメリカの病院では、日本語の診療科名をそのまま英語にするだけでは通じにくいケースもあります。
「どの専門医に診てもらうのか」まで英語で言えるようにしておくと、病院の予約や診察がよりスムーズになります。
記事作成者 (Manami Palmini ![]() 講師経歴
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