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アメリカの小学校で日記を書くときに使える英語表現集

アメリカの現地校では、英語の授業で「ジャーナルライティング(日記)」が宿題として出されることがよくあります。


特に小学校では、自分の気持ちや出来事を自由に書くことで、文章力だけでなく、自分の考えを表現する力も養われます。


でも、英語で日記を書くのは、初めての子どもにとってはちょっとハードルが高いもの。


「何から書けばいいの?」「どんな表現を使えばいいの?」と迷ってしまうかもしれません。


そこで今回は、アメリカの現地校で日記を書くときに使える、やさしくて実用的な英語表現8つをご紹介します。




“Today was a good day.”


今日はいい日だったよ。


日記の書き出しにぴったりのフレーズ。楽しかった一日を振り返るときに自然に使えます。


他にも “Today was a fun day.” や “It was a special day.” に言い換えてもOKです。


“I went to the park with my family.”


家族と公園に行ったよ。


「どこに行ったか」「誰と一緒だったか」は、日記に欠かせないポイント。


シンプルに “I went to 〇〇 with 〇〇.” の形を覚えておけば、応用がききます。


たとえば “I went to the zoo with my friend.” など、いろいろな場面で使えます。


“I learned something new at school.”


学校で新しいことを学んだよ。


日記のテーマが「学校での出来事」なら、この表現がぴったり。


続けて、“It was about space.”(宇宙についてだった)や、“It was a science experiment.”(理科の実験だった)など、学んだ内容を付け加えると◎。


“I felt happy because I got a sticker.”


シールをもらったから、うれしかった。


自分の「気持ち」を表現するには “I felt 〇〇 because 〜.” という形が便利です。


happy(うれしい)、sad(悲しい)、excited(わくわくした)、tired(疲れた)など、基本的な感情表現とセットで覚えておくと良いでしょう。


“It was raining, so we stayed inside.”


雨だったので、家の中で過ごした。


「天気」や「その日の流れ」を書きたいときに便利なフレーズ。


so(〜だから)の使い方も練習になります。


たとえば、“It was sunny, so we had lunch outside.” などもおすすめ。


“My favorite part of the day was art class.”


今日一番楽しかったのは図工の時間。


“favorite part of the day” は、子どもたちのジャーナルにとてもよく登場する表現。


「一日を通して、何が一番印象的だったか?」を英語でまとめるときに役立ちます。



“I felt a little tired today.”


(今日はちょっと疲れたよ。)


毎日元気いっぱいとは限りません。


学校での活動や宿題で疲れを感じることもありますよね。


特に、現地校に通っているお子さんは、慣れない英語環境で疲れることもあるでしょう。


そんな時は無理に元気なことを書くより、素直に「疲れた」と書く方が自然です。


英語でも気持ちを素直に伝える練習としておすすめです。


“I didn’t understand the math homework.”


(算数の宿題がわからなかった。)


分からなかったことを書くのは恥ずかしいかもしれませんが、とても大切なことです。


先生に助けを求めたり、友達に相談したりするきっかけにもなります。


英語で「わからない」と表現できるようになると、学校生活がもっとスムーズになりますよ。


【コラム】日記は「話す英語」にもつながっていく!


実は、英語で日記を書く力は、英会話にも大きく役立ちます。


なぜなら、自分のことを「整理して」「英語で表現する」という練習になるからです。


現地校では、先生やお友達とのスモールトークも大切にされます。


「週末何してた?」「昨日は楽しかった?」という何気ない質問に答える力は、まさに日記で養うことができるのです。


【アドバイス】親ができるサポートのコツ


子どもが日記を書くのをサポートしたいけれど、全部を直したり、文法を細かく指摘したりするのは逆効果になってしまうことも。


大切なのは、「伝えたい気持ち」を大事にしてあげることです。


たとえば、


  • 子どもが書いた日記を一緒に音読してみる

  • 「今日は何が楽しかった?」と話しながらアイデアを整理してあげる

  • 単語を調べるときだけ少し手伝う


そんなサポートが、英語に対する自信につながっていきます。


まとめ|毎日の一言が、英語力につながる!

日記は、英語を「読む・書く・話す・聞く」力をバランスよく伸ばしてくれる、現地校ならではの学びのスタイルです。


今回紹介した8つの表現は、どれもすぐに使えるシンプルなフレーズばかり。


まずは1文から、少しずつ書くことを楽しんでみてくださいね。


「英会話はちょっと苦手…」というお子さんでも、“書く英語”からなら、自然と話せるようになることも多いので、どんどん試していきましょう。



記事作成者 (Manami Palmini



講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
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