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「読書感想文ってどう書くの?」アメリカ現地校の宿題に役立つ英語フレーズ8選

アメリカの現地校に通っていると、よく出てくるのがが読書感想文(Book Report)の宿題。


日本とスタイルが違うので、戸惑うお子さんや保護者の方も多いのではないでしょうか。


「どうやって書き始めたらいいの?」


「どんな英語を使えばうまく伝わるの?」


そんな声にお応えして、今回はアメリカの現地校で出される読書感想文に使える便利な英語フレーズを8つご紹介します。


お子さんが感想文に取り組むときのヒントとして、ぜひ活用してくださいね。


This book is about...(この本は〜について書かれています)


まずは、読書感想文の冒頭で使えるフレーズです。


本の内容を簡単に紹介する場面でよく使われます。


例:This book is about a girl who travels through time to save her family.

(この本は、家族を助けるために時間を旅する女の子のお話です。)


The main character is...(主人公は〜です)


次に登場するのが主人公。名前だけでなく、性格や特徴にも触れると、内容がより伝わりやすくなります。


例:The main character is Tom, a brave boy who loves adventures.

(主人公はトムという、冒険が大好きな勇敢な男の子です。)


My favorite part of the book was...(いちばん好きだった場面は〜でした)


どの場面が心に残ったかを書くと、読んだ人の感情が伝わってきます。お気に入りのシーンを具体的に書いてみましょう。


例:My favorite part of the book was when the animals worked together to save the forest.

(いちばん好きだった場面は、動物たちが協力して森を守ったところです。)


This story made me feel...(この話を読んで〜と感じました)


読んだときの自分の気持ちを書くことで、感想文に深みが出ます。


嬉しかった?驚いた?それとも泣けた?自分の感情を素直に表してOK!


例:This story made me feel hopeful and happy.

(この話を読んで、希望が持ててうれしい気持ちになりました。)


I learned that...(〜ということを学びました)


読書感想文では、「読んで何を学んだか」もとても大切。


先生は、お子さんの気づきや学びの視点に注目しています。


例:I learned that being kind can make a big difference.

(親切にすることが、大きな変化を生むことを学びました。)


If I were the character, I would...(もし自分がこの登場人物だったら〜したと思います)


ちょっと上級ですが、「自分だったらどうしたか?」を考えるのもアメリカの宿題ではよく求められます。


思考力が伝わるフレーズです。


例:If I were the character, I would have told the truth earlier.

(もし自分がその登場人物だったら、もっと早く本当のことを言ったと思います。)


One thing I didn’t like was...(あまり好きじゃなかったところは〜です)


「全部よかった」だけではなく、少し気になったことを書くのも◎。


アメリカでは、自分の意見を持つ姿勢が評価されます。


例:One thing I didn’t like was that the story ended too quickly.


(ちょっと気になったのは、話の終わり方が急だったことです。)

I would recommend this book to...(この本は〜におすすめです)


感想文の締めくくりにおすすめなのがこのフレーズ。


「誰に読んでほしいか」「なぜそう思うのか」まで書けると、バランスの良い感想文になります。


例:I would recommend this book to kids who enjoy funny stories.

(この本は、おもしろい話が好きな子におすすめです。)


宿題でつまずかないために、使える表現をストックしよう


アメリカの現地校では、「自分の考えを言葉にする力」が大切にされています。


特に読書感想文では、ただあらすじをまとめるだけではなく、どんなことを感じたか、何を学んだかを伝えることが求められます。


英語がまだ完璧じゃなくても大丈夫。


こうした決まり文句(フレーズ)をいくつか覚えておくことで、宿題に取り組みやすくなり、表現の幅も広がります。


おわりに|親子で一緒に成長できるチャンス


読書感想文は、英語力だけでなく、自分の思いや感じたことを「自分の言葉」で表現する大切な機会です。


最初はむずかしく感じるかもしれませんが、少しずつ慣れていけば大丈夫。


今回ご紹介したフレーズを使えば、お子さんの感想文もグッと書きやすくなるはずです。


アメリカの現地校での宿題に戸惑うこともあるかもしれませんが、それも大きな成長のきっかけ。


親子で一緒に英語表現を楽しみながら、アメリカでの学校生活を乗り越えていきましょう!




記事作成者 (Manami Palmini



講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
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