アメリカ生活を始めると、日常のさまざまな場面で日本との違いを実感することが多いですが、その中でも「単位の違い」に戸惑う方は少なくありませんよね。日本では「メートル法」が使われていますが、アメリカでは「ヤード・ポンド法」が主流となっています。この違いに慣れるのは時間がかかりますが、アメリカでの生活をスムーズにするためには知っておくべき単位です。
この記事では、アメリカで頻繁に使われる単位について詳しく解説し、生活の中での覚え方や使い方のヒントをお伝えしていきますね。

重さの単位
次に、重さを測る際の単位について見ていきましょう。
アメリカ (USA) | 日本 (JAPAN) |
1オンス (ounce/oz.) | 28.3グラム |
1ポンド (Pound/lb.) | 453グラム |
覚え方のポイント
1ポンド「450グラム」と覚えておくと便利です。
スーパーマーケットでは、量り売りの商品に「$5/lb」(1ポンド5ドル)と表示されることが多いです。
ステーキなどのレストランメニューでは、お肉の量がオンスで表示されます。
8オンス - 226グラム
12オンス - 340グラム
これを知っておくと、食材の量や価格を把握しやすくなります。
長さや距離の単位
アメリカでは、長さや距離を測る際に以下の単位が使われます。
アメリカ (USA) | 日本 (JAPAN) |
1インチ (inch/in.) | 2.54センチメートル |
1フィート (Feet/ft.) | 30.48センチメートル |
1ヤード (Yard/yd.) | 0.91メートル |
1マイル (mile/mi) | 1.6キロメートル |
覚え方のポイント
2インチ -5センチメートル、3マイル -5キロメートルと覚えると便利です。
身長は「フィート」で表されることが多く、たとえば155センチメートルは5フィート、160センチメートルは5フィート2インチ(5’2”)となります。
身長や距離を測る際には、これらの単位を意識すると現地の人々とのコミュニケーションがスムーズになります。
温度の単位
気温や体温を表す際には、日本の摂氏(°C)ではなく華氏(°F)が使われます。
華氏 (°F) | 摂氏 (°C) |
32 | 0 |
41 | 5 |
50 | 10 |
68 | 20 |
86 | 30 |
覚え方のポイント
華氏°F ÷ 2 - 15 - 摂氏°C でおおよその値が計算できます。
冬に「Single」という言葉を聞いたら、気温が華氏で一桁台(摂氏では≈-12°C)を意味します。非常に寒いので注意が必要です。
体温の場合:摂氏36.5°C–36.8°C - 華氏97.7°F–98.2°F。華氏100°Fを超えると高熱の状態です。

量(容量)の単位
アメリカでは、液体の量を測る際に以下の単位が使われます。
アメリカ (USA) | 日本 (JAPAN) |
1オンス (fl oz) | 29.5ミリリットル |
1パイント (pint) | 473ミリリットル |
1クォート (quart) | 946ミリリットル |
1ガロン (gallon) | 3.78リットル |
覚え方のポイント
1クォート - 1リットルと覚えると便利です。
スーパーマーケットでは飲み物がパイントやガロンで販売されることが一般的です。
お鍋やボウルの容量を表す際にも「クォート」が使われるため、料理をする際に知っておくと役立ちます。
単位変換アプリを活用しよう
アメリカ生活において「単位の違い」に完全に慣れるには時間がかかります。スマートフォンのコンバーターアプリを活用すると、瞬時に単位を換算できるためおすすめです。
おすすめアプリ
Google検索(単位変換ツール内蔵)
Convert Units(iOS/Android対応)
Unit Converter Ultimate
これらのツールを使いこなせば、買い物や日常生活での混乱を減らすことができます。
まとめ
アメリカ生活における単位の違いは、最初は戸惑うことが多いものの、少しずつ慣れていくことでストレスを軽減できます。本記事で紹介した覚え方やコツを活用しながら、日常生活をより快適に過ごしましょう。
また、スマートフォンの単位変換アプリを活用することで、さらにスムーズな生活が送れるようになります。ぜひ試してみてください!
記事作成者 (Manami Palmini) ![]() 講師経歴
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