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アメリカの小学校で使える!算数の授業でよく出てくる英語表現8選

アメリカの現地校に通いはじめたばかりのお子さんにとって、「算数の授業」はちょっとしたハードルになることがあります。


「日本で習った内容なのに、英語で言われるとよく分からない…」という戸惑い、実はよくあることなんです。


でも、よく使われる英語表現を少し知っておくだけで、授業がずっと分かりやすくなりますし、お子さんも自信を持って発言できるようになります。


この記事では、アメリカの小学校でよく使われる算数の英語表現を8つご紹介します。


ご家庭での練習にもぴったりなので、ぜひ一緒にチェックしてみてくださいね。




What’s the sum of 5 and 3?


(5たす3は何になるかな?)


アメリカの授業では「足し算」は addition、その結果である「合計」は sum と呼ばれます。


先生が「What's the sum of A and B?」という形で問題を出すことが多いので、よく耳にするフレーズです。


よく使われる単語:・add(足す)・plus(プラス)

Take away 2 from 7.


(7から2を引いてごらん)


引き算は subtraction


でも、授業では “take away” というやさしい表現がよく使われます。


特に低学年の子どもたちには、この言い方が親しみやすいみたいです。


似た言い方:“What is 7 minus 2?”(7ひく2は?)

What’s the product of 4 and 6?


(4かける6は?)


「かけ算」の答えのことを product といいます。


ちょっと聞き慣れない単語ですが、先生が問題を出すときに使うことが多いので、覚えておくと安心です。


よく使われる言葉:・times(かける)・multiply(かけ算する)

Divide 12 by 3.


(12を3で割ってみよう)


「割り算」は division


このフレーズは、先生が黒板やホワイトボードで説明しながらよく使います。


"divide A by B" という形に慣れておくと、聞き取れるようになりますよ。


よく出てくる表現:“How many times does 3 go into 12?”(3は12に何回入る?)

Show your work.


(計算の途中もちゃんと見せてね)


アメリカの現地校では、「答えが合っていればOK」というよりも、どうやってその答えにたどりついたかを大事にしています。


「途中式」や「考え方」をしっかり書くことが求められます。


先生がよく言う言葉:“Don’t just write the answer.”(答えだけじゃなくてね)

Round the number to the nearest ten.


(この数を10のくらいに四捨五入してみよう)


「四捨五入」は英語で round


授業では、「nearest ten(10のくらい)」「nearest hundred(100のくらい)」といった表現とセットで使われます。


たとえば:“Round 37 to the nearest ten.”(37を10のくらいに四捨五入してみて)


Use a number line.


(数直線を使ってみよう)


アメリカの小学校では、「数直線(number line)」を使って、数の感覚を育てたり、計算を視覚的に学んだりします。


特に低学年ではとてもよく使われるツールです。


こんな指示も:“Start at 3 and move forward 4 spaces.”(3から始めて4つ進もう)

Estimate the answer.


(だいたいの答えを出してみよう)


Estimate は「見積もる・おおよその数字を出す」という意味。


アメリカでは「ざっくり考える力」もとても大切にされています。


よく聞く言い回し:“You don’t have to be exact—just estimate.”(正確じゃなくていいから、おおよそでOKだよ)

先生に説明できるようになると、もっと楽しくなる!


アメリカの授業では、「どうやって考えたか」を説明する場面がとても多いです。


計算が合っているかどうかだけでなく、そのプロセスを言葉で伝えることが大切なんですね。


たとえば…


  • “I added 3 and 5 because it was an easy pair.”(3と5は足しやすい数字だったから)


  • “I used the number line to count up.”(数直線を使って数えました)


こうしたやりとりができると、先生やクラスメートとの英会話もスムーズになり、自信につながります。


おうちでできるサポート:算数と英語を一緒に!


お子さんが現地校で学ぶ内容をサポートするには、算数の復習を英語でやってみるのがおすすめです。


「5たす3は? じゃあ英語でなんて言うのかな?」「“What’s 5 plus 3?” って聞いてみよう!」


といった感じで、日常の中で自然に英語を取り入れると、楽しみながら学べますよ。


ママやパパが先生役になって、ちょっとしたごっこ遊びのようにするのも◎。


緊張せずにアウトプットの練習ができます。


まとめ:小さな一歩が大きな自信につながる!


アメリカの現地校では、算数ももちろん英語で行われますが、よく使われる表現に少しずつ慣れていけば、お子さんの不安はぐっと減ります


「分かる!」「言える!」という小さな成功体験が、やがて大きな自信へとつながっていきます。


今回ご紹介したフレーズを、ぜひおうちでも使ってみてくださいね。算数+英会話のいいとこどりで、楽しく力を伸ばしていきましょう!




記事作成者 (Manami Palmini



講師経歴

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  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
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