アメリカの小学校で使える!算数の授業でよく出てくる英語表現8選
- Manami
- May 15
- 5 min read
アメリカの現地校に通いはじめたばかりのお子さんにとって、「算数の授業」はちょっとしたハードルになることがあります。
「日本で習った内容なのに、英語で言われるとよく分からない…」という戸惑い、実はよくあることなんです。
でも、よく使われる英語表現を少し知っておくだけで、授業がずっと分かりやすくなりますし、お子さんも自信を持って発言できるようになります。
この記事では、アメリカの小学校でよく使われる算数の英語表現を8つご紹介します。
ご家庭での練習にもぴったりなので、ぜひ一緒にチェックしてみてくださいね。

What’s the sum of 5 and 3?
(5たす3は何になるかな?)
アメリカの授業では「足し算」は addition、その結果である「合計」は sum と呼ばれます。
先生が「What's the sum of A and B?」という形で問題を出すことが多いので、よく耳にするフレーズです。
よく使われる単語:・add(足す)・plus(プラス)
Take away 2 from 7.
(7から2を引いてごらん)
引き算は subtraction。
でも、授業では “take away” というやさしい表現がよく使われます。
特に低学年の子どもたちには、この言い方が親しみやすいみたいです。
似た言い方:“What is 7 minus 2?”(7ひく2は?)
What’s the product of 4 and 6?
(4かける6は?)
「かけ算」の答えのことを product といいます。
ちょっと聞き慣れない単語ですが、先生が問題を出すときに使うことが多いので、覚えておくと安心です。
よく使われる言葉:・times(かける)・multiply(かけ算する)
Divide 12 by 3.
(12を3で割ってみよう)
「割り算」は division。
このフレーズは、先生が黒板やホワイトボードで説明しながらよく使います。
"divide A by B" という形に慣れておくと、聞き取れるようになりますよ。
よく出てくる表現:“How many times does 3 go into 12?”(3は12に何回入る?)
Show your work.
(計算の途中もちゃんと見せてね)
アメリカの現地校では、「答えが合っていればOK」というよりも、どうやってその答えにたどりついたかを大事にしています。
「途中式」や「考え方」をしっかり書くことが求められます。
先生がよく言う言葉:“Don’t just write the answer.”(答えだけじゃなくてね)
Round the number to the nearest ten.
(この数を10のくらいに四捨五入してみよう)
「四捨五入」は英語で round。
授業では、「nearest ten(10のくらい)」「nearest hundred(100のくらい)」といった表現とセットで使われます。
たとえば:“Round 37 to the nearest ten.”(37を10のくらいに四捨五入してみて)

Use a number line.
(数直線を使ってみよう)
アメリカの小学校では、「数直線(number line)」を使って、数の感覚を育てたり、計算を視覚的に学んだりします。
特に低学年ではとてもよく使われるツールです。
こんな指示も:“Start at 3 and move forward 4 spaces.”(3から始めて4つ進もう)
Estimate the answer.
(だいたいの答えを出してみよう)
Estimate は「見積もる・おおよその数字を出す」という意味。
アメリカでは「ざっくり考える力」もとても大切にされています。
よく聞く言い回し:“You don’t have to be exact—just estimate.”(正確じゃなくていいから、おおよそでOKだよ)
先生に説明できるようになると、もっと楽しくなる!
アメリカの授業では、「どうやって考えたか」を説明する場面がとても多いです。
計算が合っているかどうかだけでなく、そのプロセスを言葉で伝えることが大切なんですね。
たとえば…
“I added 3 and 5 because it was an easy pair.”(3と5は足しやすい数字だったから)
“I used the number line to count up.”(数直線を使って数えました)
こうしたやりとりができると、先生やクラスメートとの英会話もスムーズになり、自信につながります。
おうちでできるサポート:算数と英語を一緒に!
お子さんが現地校で学ぶ内容をサポートするには、算数の復習を英語でやってみるのがおすすめです。
「5たす3は? じゃあ英語でなんて言うのかな?」「“What’s 5 plus 3?” って聞いてみよう!」
といった感じで、日常の中で自然に英語を取り入れると、楽しみながら学べますよ。
ママやパパが先生役になって、ちょっとしたごっこ遊びのようにするのも◎。
緊張せずにアウトプットの練習ができます。
まとめ:小さな一歩が大きな自信につながる!
アメリカの現地校では、算数ももちろん英語で行われますが、よく使われる表現に少しずつ慣れていけば、お子さんの不安はぐっと減ります。
「分かる!」「言える!」という小さな成功体験が、やがて大きな自信へとつながっていきます。
今回ご紹介したフレーズを、ぜひおうちでも使ってみてくださいね。算数+英会話のいいとこどりで、楽しく力を伸ばしていきましょう!
記事作成者 (Manami Palmini ![]() 講師経歴
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