アメリカに駐在や在住している際に、急な病気や怪我で病院に行かなければならない状況が訪れることがあります。そんな時、緊急ではないがすぐに診てもらいたいという時に便利なのが「Urgent Care(アージェントケア)」です。日本には馴染みがないこの施設ですが、アメリカではとても一般的で、診療予約が不要なため、突然の病気や怪我に迅速に対応してくれます。
しかし、英語で症状を説明するのは難しいと感じる方も多いはず。そこで今回は、Urgent Careで使える英語フレーズを8つ紹介します。
1. "I’d like to see a doctor."
意味: 医者に診てもらいたいのですが。
Urgent Careに入って最初に必要なのは、受付で診察の希望を伝えることです。症状の詳細を説明する前に、このフレーズを使ってスムーズに手続きを進めましょう。
使い方:"I’m feeling unwell and would like to see a doctor."
2. "I’ve been experiencing (symptom) for (duration)."
意味: (症状)が(期間)続いています。
症状を説明する時に便利なフレーズです。例えば、「頭痛が3日続いています」という場合は、「I’ve been experiencing a headache for three days.」と言います。具体的な症状とその期間を伝えることで、医師が迅速に適切な処置を行うことができます。
使い方:"I’ve been experiencing stomach pain for two days."
3. "It hurts when I (action)."
意味: (動作)をすると痛みます。
特定の動作や体の一部に痛みがある場合は、このフレーズが役立ちます。例えば、咳をすると胸が痛い場合は、「It hurts when I cough.」と言います。痛みの場所や原因を明確に伝えることが大切です。
使い方:"It hurts when I breathe deeply."
4. "I’m allergic to (substance)."
意味: 私は(物質)にアレルギーがあります。
アレルギーがある場合は必ず伝える必要があります。薬物や食物、花粉など、アレルギーの原因となる物質をはっきりと伝えましょう。特に薬のアレルギーは、治療に影響を与える可能性があるため重要です。
使い方:"I’m allergic to penicillin."
5. "Can I get a prescription for (medication)?"
意味: (薬)の処方箋をもらえますか?
以前処方された薬が必要な場合や、同じ症状で薬を再度希望する場合に使えるフレーズです。アメリカでは薬を購入する際に医師の処方箋が必要な場合が多いため、このフレーズは覚えておくと便利です。
使い方:"Can I get a prescription for my allergy medication?"
6. "Do I need any tests?"
意味: 検査が必要ですか?
症状に応じて、血液検査やレントゲンなどの検査が必要かを確認するためのフレーズです。特に自分の症状が気になる場合や、しっかりとした診断を受けたい時に役立ちます。
使い方:"Do I need any tests to confirm the diagnosis?"
7. "How long will the wait be?"
意味: 待ち時間はどれくらいですか?
Urgent Careは予約が不要ですが、待ち時間が発生することがあります。診察までの時間を確認しておくことで、他の予定を調整しやすくなります。このフレーズを使って、受付で状況を確認しましょう。
使い方:"How long will the wait be before I can see the doctor?"
8. "Can I follow up with my Primary Care Physician?"
意味: かかりつけ医とフォローアップできますか?
Urgent Careでの治療が終わった後、かかりつけ医(Primary Care Physician)に診てもらうべきかどうかを確認するためのフレーズです。急性の症状が改善しても、長期的な管理が必要な場合があります。この質問をすることで、次のステップを明確にできます。
使い方:"Can I follow up with my Primary Care Physician after this treatment?"
結論
アメリカで急な病気や怪我に見舞われた際、Urgent Careは非常に便利な医療施設です。しかし、英語でのコミュニケーションに不安を感じる方も多いかもしれません。この記事で紹介したフレーズを覚えておけば、症状を的確に伝え、適切な治療を受けることができます。
アメリカでの駐在や在住生活中、医療機関を利用する際の英語力は重要なスキルです。ぜひこの8つのフレーズを覚えて、Urgent Careを利用してください。
記事作成者 (Manami Palmini) 講師経歴
過去のサポート歴
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