top of page
Manami

アメリカで英語を話す際に気を付けたいポイント5つ:治安編

アメリカで駐在や留学をしていると、日常生活の中で英語を話す機会が増えるでしょう。しかし、言語だけでなく治安にも気を付けることが大切です。特に大都市や観光地では、外国人をターゲットにしたトラブルに巻き込まれる可能性があるため、以下の5つのポイントに注意して、安心して生活できるようにしていきたいですね。



1. イベントの開催される地域を調べる

アメリカでは、さまざまなイベントが頻繁に開催されていますが、イベントの開催場所が安全であるとは限りません。特に大規模なイベントや集会は、治安が悪化しやすい場所で行われることもあります。そのため、事前にイベントが開催される地域の治安状況を調べておくことが重要です。

Googleマップや地元のニュース、またはSNSを活用して、開催地周辺の治安に関する情報をチェックしましょう。特に、初めて訪れる場所や、地元の人が避ける地域には近づかないようにすることが賢明です。イベント自体が安全であっても、その周辺地域に潜むリスクを把握しておくことで、トラブルに巻き込まれる可能性を減らせます。

また、イベント後は人が一気に移動するため、混雑に乗じたスリや詐欺のリスクが高まります。公共交通機関の利用方法や避難経路も事前に確認し、安全な帰宅手段を確保しましょう。


2. 変な人と長く話さない

アメリカでは、見知らぬ人が突然話しかけてくることがありますが、その全員が善意で話しかけているとは限りません。特に大都市や観光地では、怪しい人物や不審者が外国人をターゲットにするケースもあります。言葉の壁があると、相手の意図を正確に理解するのが難しいため、怪しいと感じた場合は早めに会話を切り上げることが重要です。

不自然に親切な人や、個人的な情報を聞き出そうとする人には警戒心を持ちましょう。また、路上での長い会話は避けるべきです。相手が何を求めているのか、何を考えているのかが不明な場合には、素早くその場を離れるようにしましょう。

もし何か不安を感じたら、周囲の人に助けを求めることも大切です。アメリカでは「See something, say something」という言葉があり、怪しい状況を見かけたら即座に通報することが推奨されています。自分の安全を最優先に考え、適切に対応することが求められます。


3. 通りすがりにCDやチケットを売っている人に注意

アメリカの街中を歩いていると、突然CDやイベントチケットを売りつけてくる人に遭遇することがあります。これらの人物は、観光客や外国人をターゲットにし、高額な金額を請求したり、詐欺まがいの手口でお金を騙し取ろうとする場合があります。

路上でのこうした取引には関わらないことが賢明です。たとえ相手が「無料でプレゼント」と言っても、後からお金を要求されることがあります。特に、音楽や映画などの著作権が関係する商品は、正規の店舗やオンラインストアで購入することを強く推奨します。

さらに、チケットの転売もアメリカでは違法であることが多く、購入したチケットが無効であるリスクもあります。そのため、イベントやコンサートのチケットは、公式サイトや信頼できる販売元から購入するようにしましょう。



4. 宗教勧誘はスルーする

アメリカでは、さまざまな宗教団体が存在し、街中や大学キャンパスで勧誘活動を行っていることがあります。特に留学生や駐在員など、外国人をターゲットにした勧誘活動は少なくありません。これらの勧誘に対しては、慎重な対応が求められます。

宗教に関する勧誘は、個人的な価値観や信仰に関わる問題であり、無理に参加したり、個人情報を提供することは避けるべきです。勧誘に対しては、「興味がない」や「今忙しい」といった簡単な断り文句を使って、礼儀正しくも毅然とした態度で対応しましょう。

また、宗教団体の中には、金銭的な寄付を求めるところもありますが、安易に応じることは避けましょう。アメリカでは、寄付に関しては個人の自由が尊重されるべきであり、強制されるものではありません。自分が納得できる範囲でのみ、寄付や参加を検討することが重要です。


5. よく知らないスラングは使わない

アメリカには数多くのスラングが存在し、地域やコミュニティによって意味や使い方が異なります。特に英語を第二言語として学ぶ人にとって、スラングは理解しにくい場合が多く、不適切な場面で使うと誤解を招く可能性があります。

スラングを使用する際は、その意味やニュアンスをしっかりと理解してから使うようにしましょう。特に、友人や同僚から聞いたスラングをそのまま他の場所で使うと、意図しない意味になってしまうことがあります。また、スラングにはしばしば時代遅れになったり、特定のグループにしか通じないものもあるため、使用には注意が必要です。

安全な方法としては、標準的な英語表現を使うことが無難です。スラングを使用せずとも、シンプルで分かりやすい言葉を選ぶことで、円滑なコミュニケーションが可能です。また、アメリカでの生活を続けていく中で、少しずつスラングの意味や使い方を学び、適切な場面で使用することを心がけましょう。


まとめ

アメリカで英語を話す際に気を付けたい治安に関するポイントを5つ紹介しました。これらのポイントを意識することで、安全かつ安心してアメリカでの生活を楽しむことができます。

  1. イベントが開催される地域の治安状況を事前に調べ、リスクを避ける

  2. 見知らぬ人との長い会話を避け、不審者に警戒する

  3. 路上でのCDやチケットの購入は避け、公式な販売元を利用する

  4. 宗教勧誘には慎重に対応し、無理な参加や寄付を避ける

  5. よく知らないスラングの使用は控え、標準的な表現を心掛ける

これらのポイントを押さえておけば、アメリカでの英語を使ったコミュニケーションがより安全でスムーズに行えるでしょう。治安に気を付けながら、異文化での生活を存分に楽しんでください。



記事作成者 (Manami Palmini)



講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


閲覧数:1回

Commentaires


bottom of page