アメリカでの生活では、急なケガや病気に備えて医療英語のフレーズを覚えておくことが、いざという時に役に立ちます。特に駐在員や留学生としてアメリカに滞在する場合、緊急時の医療英語をスムーズに使えると、不安を軽減し、迅速な対応が可能になります。この記事では、ケガをした時に役立つ医療英語フレーズを8つ厳選してご紹介します。これらのフレーズを活用し、いざという時に備えましょう!
1. “I think I sprained my ankle.”
(足首を捻挫したと思います。)
アメリカでは、軽度の捻挫や筋肉の痛みでも医療機関を訪れるケースが少なくありません。例えば、ジョギング中や階段での転倒で足首をひねった場合、このフレーズを使いましょう。
病院での会話例:
You: “I think I sprained my ankle while running.”
Nurse: “Can you walk on it?”
You: “It hurts a lot when I put weight on it.”
ポイント:捻挫は"sprain"、骨折は"fracture"といいます。どちらかをしっかり伝えられるようにしておきましょう。
2. “I have a deep cut on my hand.”
(手に深い切り傷があります。)
料理中や作業中に誤って指や手を切ってしまうことは誰にでも起こり得ます。このフレーズを使えば、深い切り傷(deep cut)を医師に伝えられます。
病院での会話例:
Doctor: “How did this happen?”
You: “I accidentally cut myself while chopping vegetables.”
Doctor: “You might need stitches.”
ポイント:縫合が必要な場合、"stitches"という単語が使われます。覚えておくと便利です。
3. “I think I broke my arm.”
(腕を骨折したかもしれません。)
転倒や事故で骨折が疑われる場合には、このフレーズが役立ちます。痛みの程度や症状を併せて伝えることで、より適切な診察を受けることができます。
病院での会話例:
You: “I think I broke my arm. It’s swollen and very painful.”
Nurse: “We’ll take an X-ray to confirm.”
ポイント:X線検査(X-ray)やギプス(cast)という単語も覚えておくとスムーズです。
4. “I hit my head and feel dizzy.”
(頭を打ってめまいがします。)
頭部のケガは放置すると重大な結果を招くことがあります。このフレーズを使って、頭を打ったことと症状を明確に伝えましょう。
病院での会話例:
You: “I hit my head when I fell down the stairs, and now I feel dizzy.”
Doctor: “Do you have any nausea or blurred vision?”
You: “Yes, I feel a little nauseous.”
ポイント:吐き気は"nausea"、ぼやけた視界は"blurred vision"です。具体的な症状を伝えることが大切です。
5. “I got burned while cooking.”
(料理中にやけどをしました。)
日常生活で発生しやすいやけどの際に使えるフレーズです。やけどの程度によって治療法が異なるため、症状を詳しく説明することが重要です。
病院での会話例:
Doctor: “How severe is the burn?”
You: “It’s a second-degree burn on my hand.”
ポイント:やけどの程度は"first-degree burn"(軽度)、"second-degree burn"(中度)、"third-degree burn"(重度)と表現します。
6. “I have a swollen knee after falling.”
(転んだ後、膝が腫れています。)
スポーツや日常生活の中で膝を痛めることはよくあります。このフレーズで、膝が腫れている(swollen)状態を伝えましょう。
病院での会話例:
You: “I fell while hiking, and now my knee is swollen and painful.”
Nurse: “Let’s do an examination to see if there’s any ligament damage.”
ポイント:"ligament damage"(靭帯の損傷)などの専門用語も理解しておくと役立ちます。
7. “I stepped on something sharp and cut my foot.”
(鋭いものを踏んで足を切りました。)
ビーチや自宅で、ガラスや尖ったものを踏んでしまった時に使えるフレーズです。感染症のリスクがあるため、迅速に医療機関を訪れることが重要です。
病院での会話例:
Doctor: “Did you clean the wound?”
You: “Yes, but it’s still bleeding.”
ポイント:"wound"(傷)や"bleeding"(出血)という単語も覚えておくと便利です。
8. “I can’t move my wrist after the fall.”
(転倒後、手首が動かせません。)
転倒や衝撃で手首を痛めた場合、このフレーズで状況を伝えます。具体的な動作制限や痛みを説明することで、より適切な診断が得られます。
病院での会話例:
You: “I can’t move my wrist, and it’s very painful.”
Doctor: “We’ll do an X-ray to check for fractures.”
ポイント:動かせない状態を"can’t move"とシンプルに表現できます。
ケガの際に役立つ追加フレーズ
“Where is the nearest urgent care?”(最寄りのアージェントケアはどこですか?)
“Do I need to see a specialist?”(専門医に診てもらう必要がありますか?)
“Can I get a prescription for pain relief?”(痛み止めの処方箋をいただけますか?)
医療英語のポイント
アメリカでは、医療保険や診察料金が高額な場合があります。そのため、ケガをした際には、状況を正確に説明し、適切な治療を受けることが大切です。普段から医療関連の英語フレーズを覚えておくと、不安を軽減できます。
また、医療費が気になる場合は事前に保険会社に確認することをおすすめします。英語のフレーズと共に、保険に関する知識も身につけておくと安心です。
まとめ
アメリカでの医療機関の利用は、言葉の壁があると緊張するものです。しかし、今回ご紹介した医療英語フレーズを覚えておけば、ケガの際にとても役立ちます。駐在や留学、在住中の万が一のために、ぜひ参考にしてみてください。
記事作成者 (Manami Palmini) 講師経歴
過去のサポート歴
|