前回の「具体例を書くコツー前編」では、ライティングで具体例を書くのが難しい時のために、教育、健康、環境、安全の4つのポイントについて説明しました。今回の後編では、残りの4つについて説明したいと思います。
⑤便利性
5つ目のポイントは、「便利かどうか」ということです。これはテクノロジーなどのトピックに使えますね。「効率的かどうか」もいい点ですね。また、交通手段として便利かどうか、場所が便利かどうかなどにも使えますね。一つ例を見ていきましょう。
これは、「仕事での連絡は電話がいいか、メールがいいか」というお題です。
Emails allow workers to manage multiple tasks simultaneously. During a busy workday, employees can send and respond to emails in between other responsibilities without significant interruption.
メールであればマルチタスクが可能であるため、効率的であると主張しています。
⑥コスト
6つ目のポイントはコストです。コストが安いか、かかりすぎるかなどが考慮すべき点となります。
Emails incur minimal costs, primarily related to internet connectivity, which most businesses already maintain as a part of their infrastructure. In contrast, phone calls, especially long-distance or international ones, can lead to substantial expenses.
電話の場合、国際電話をするときに通信料が高くなるため、e-mailのほうが安く済むと主張していますね。
⑦コミュニティ
次のポイントとしてあげたいのが、コミュニティです。「コミュニティが広がるか」、「コミュニティが作れるかどうか」です。これは、アクティビティや行動に関するトピックによく使えますね。
例として、「子供が留学をすることはいいことか」というお題を見ていきましょう。
Studying abroad provides children with the opportunity to become part of a diverse, global community. Immersed in a new culture, they are exposed to different lifestyles, perspectives, and traditions, which broadens their horizons and fosters a more inclusive worldview.
ここでは外国で勉強することで、多様でグローバルなコミュニティに入ることができると指摘しています。
⑧コミュニケーション
最後のポイントは、コミュニケーションです。コミュニケーションスキルに加えて、言語の側面も考えられますね。
Living and studying in a foreign country often necessitates learning a new language or improving existing language skills.
外国で勉強をすることで、新しい言語を学べるいい機会になると主張しています。
まとめ
以上のポイントを活用することで、具体例を書く際に幅広い視点からアプローチでき、より説得力のある文章を書くことができるようになりますね。
記事作成者 (Manami Palmini) 講師経歴
過去のサポート歴
|
Comments