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アメリカの医者の種類は英語でなんて言うの?駐在・在住者向けの便利ガイド

Manami

Updated: Nov 27, 2024

アメリカに駐在や在住する際、医療機関を利用する機会は少なくありません。特に初めて病院を訪れる際に、「どの医者にかかればいいのか?」という疑問や、英語でのコミュニケーションの難しさを感じることがありますよね。アメリカの医療システムでは、医師の専門分野が細かく分かれており、それぞれに異なる英語の呼び方があります。

この記事では、アメリカでよく使われる医者の種類と、その英語表現について詳しく解説しますね。これを知っておけば、病院での手続きや診察時にスムーズに対応できるようになると思います。



1. Primary Care Physician (PCP)

意味: プライマリケア医(かかりつけ医)

プライマリケア医は、日本でいう「かかりつけ医」に相当します。風邪や軽度の怪我、慢性疾患の管理など、日常的な医療ケアを担当します。病院やクリニックを初めて訪れる場合、まずはこのPCPに診察を依頼することが多いです。

使い方:"I need to schedule an appointment with my Primary Care Physician."


2. Pediatrician

意味: 小児科医

小児科医は、子どもの診察や治療を専門とする医者です。新生児から青年期までの子どもたちの健康管理を担当します。アメリカでは、定期的な予防接種や健康診断などで小児科医の診察を受ける機会が多くあります。

使い方:"My child has a fever. I need to see a pediatrician."


3. OB/GYN (Obstetrician/Gynecologist)

意味: 産婦人科医

OB/GYNは、産婦人科医の略称です。妊娠・出産や女性の生殖器に関する健康を専門としています。女性にとっては定期的に診察を受けることが推奨されている医者です。

使い方:"I’m looking for a gynecologist for annual checkup."


4. Dermatologist

意味: 皮膚科医

皮膚に関するトラブルを専門に診察するのが皮膚科医です。アレルギー、湿疹、にきび、皮膚がんの検査など、皮膚に関するさまざまな症状に対応します。

使い方:"I have a rash and would like to see a dermatologist."


5. Cardiologist

意味: 心臓専門医(循環器内科医)

心臓や血管の疾患を診断・治療するのが心臓専門医です。高血圧、心臓病、不整脈など、心臓や血管に関する問題を抱えている場合に診察を受けます。

使い方:"I need to see a cardiologist for my heart condition."


6. Orthopedic Surgeon

意味: 整形外科医

骨や関節に関連する病気や怪我を治療する整形外科医は、スポーツ外傷や関節炎、骨折などに対応します。必要に応じて手術を行うこともあります。

使い方:"I injured my knee and need to see an orthopedic surgeon."



7. Neurologist

意味: 神経内科医

脳や神経系に関する問題を専門に診るのが神経内科医です。頭痛、てんかん、脳卒中、アルツハイマー病など、神経系の異常を診察・治療します。

使い方:"My doctor referred me to a neurologist for my migraines."


8. Psychiatrist

意味: 精神科医

精神科医は、精神的な健康問題を専門に診る医者です。うつ病、不安障害、双極性障害など、精神疾患に対する診断と治療を行います。また、薬物療法を用いることもあります。

使い方:"I’m seeing a psychiatrist for my anxiety."


9. Allergist/Immunologist

意味: アレルギー専門医

アレルギーや免疫系の疾患を専門に扱う医者です。花粉症、食物アレルギー、アナフィラキシーなど、アレルギー症状の診察や治療に加え、免疫システムの異常にも対応します。

使い方:"I need to see an allergist because of my seasonal allergies."


10. Endocrinologist

意味: 内分泌科医

内分泌系、特にホルモンに関連する疾患を診察するのが内分泌科医です。糖尿病、甲状腺疾患、ホルモンバランスの異常など、ホルモンに関する問題を診断し治療します。

使い方:"My doctor recommended that I see an endocrinologist for my thyroid issues."


11. Gastroenterologist

意味: 消化器科医

消化器系、特に胃や腸に関する問題を専門に診る医者です。胃炎、腸炎、潰瘍、肝臓病など、消化器系のトラブルを診断・治療します。ただ、長いので"gastro"と省略する人も多いです。

使い方:"I have stomach pain and need to see a gastroenterologist."


12. Ophthalmologist

意味: 眼科医

眼科医は、目に関する疾患や視力に関する問題を専門に診察する医者です。白内障、緑内障、視力検査、レーザー治療など、目に関するトラブル全般に対応します。ただ、これも長いので、人によっては"eye doctor"という言い方もします。

使い方:"I need to see an ophthalmologist for my eye check-up."


まとめ

アメリカでの生活において、医療機関の利用は避けられないものです。特に医師の専門性が細かく分かれているため、どの医者にかかるべきか迷うこともあると思います。今回紹介した12種類の医者の名称とその役割を理解し、いざという時に適切な医師にかかれるようにしましょう。また、これらのフレーズを覚えておくことで、英会話が苦手な方でも医療機関を利用できるようになります。

アメリカでの駐在や在住中の方にとって、医療は身近で重要なテーマです。適切な医師選びで健康的な生活を送ってくださいね。



記事作成者 (Manami Palmini)



講師経歴

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  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い



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