アメリカの大学のサマープログラムや語学学校、大学院に参加した経験から、共通して感じたのは「ディスカッションとプレゼンテーションの頻度が日本と比べて圧倒的に多い」ということでした。ほぼ毎日のようにディスカッションを行い、プレゼンテーションも週に一度のペースで行われました。
そこで今回は、『ディスカッションやプレゼンテーションが英語学習にもたらすメリット』について紹介していきますね✨
①コミュニケーション能力の向上
ディスカッショングループでの活動は、他のメンバーとの意見交換を通じてリスニングとスピーキングのスキルを強化します。ディスカッションでは、他人の意見を理解し、自分の意見を明確に伝える必要があります。このプロセスを繰り返すことで、リスニング能力とスピーキング能力を上げることができます。
また、ディスカッションやプレゼンテーションの準備過程では、関連する記事を読んだり、自分の考えをまとめて書いたりすることで、リーディングとライティングのスキルも向上します。ディスカッションはスピーキングのためと思われがちですが、バランスの取れた言語スキルが発展し、総合的なコミュニケーション能力が向上します。
②自信がつく
プレゼンテーションやディスカッションで自分の考えを英語で表現することは、自己肯定感を高める良い機会になります。最初のうちは緊張するかもしれませんが、回数を重ねるごとに慣れていくものです。他人と積極的にコミュニケーションをとることで、英語を使うことに対して、少しずつ自信がついていきます。
③アクティブラーニングの促進
ディスカッションやプレゼンテーションを通じた学習は、受動的な学習よりも効果的です。自己表現を伴う学習は、自ら考え、発言することが求められるため、知識の定着が深まりやすいんですよね。例えば、あるテーマについてディスカッションする場合、そのテーマについて調査し、自分の意見をまとめる必要があります。そのため、この過程で学んだことは、単に教科書を読むだけの学習よりも深く理解でき、記憶にも残りやすくなります。
④文化理解の促進
ディスカッションやプレゼンテーションのテーマには、文化に関するものも多く含まれます。例えば、異文化理解をテーマにしたディスカッションでは、自国の文化や外国の文化について深く考える機会が得られますね。このような活動を通じて、異文化に対する理解が深まり、グローバルな視野を持つことへのきっかけになります。
また、文化に関するディスカッションやプレゼンテーションを行うためには、事前にその文化について調査する必要があるので、単なる英語学習だけでなく、異文化理解にも役立ちます。
まとめ
英語学習におけるディスカッションやプレゼンテーションは、多くのメリットがあります。コミュニケーション能力の向上、自信の獲得、アクティブラーニングの促進、文化理解の促進など、教科書だけでは得られない効果がありますね。これらの活動を通じて、英語のスキルだけでなく、自己表現力や異文化理解力も養うことができます。
英語を学ぶ過程でディスカッションやプレゼンテーションを積極的に取り入れることで、より効果的で充実した学習が可能になります。これから英語を学ぶ皆さんも、ぜひディスカッションやプレゼンテーションの機会を活用してみてください。
記事作成者 (Manami Palmini) 講師経歴
過去のサポート歴
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