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アメリカで実際に英会話をするときに、日本人がやりがちな文法ミスとは?

多くの日本人が口をそろえて言うのが、「書いたり読んだりしているときは文法ミスをしないのに、会話になると一気に崩れる」という現象です。


実際、アメリカで英会話をしていると、

  • be動詞が抜ける

  • 前置詞が飛ぶ

  • 三人称単数の s が消える


といったミスは、スピードの速い会話になるほど増えます


これは英語力が低いからではありません。処理の仕方が違うことが原因です。


この記事では、アメリカで実際に英会話をしている日本人がやりがちな文法ミスを、具体例とともに解説します。




書く・読む英語と、話す英会話は「脳の使い方」が違う


書いたり読んだりしているときは、

  • 文を止めて考えられる

  • 文法を確認する時間がある

  • 「正しい形」を選ぶ余裕がある


一方、アメリカでの英会話は、

  • 相手の話を聞きながら

  • すぐに返答を考え

  • 感情や内容を優先して話す


という同時処理が求められます。


その結果、意味を伝えることに脳のリソースを全部使い、文法が後回しになるこれが「分かっているのに抜ける」正体です。


① be動詞が抜ける|be + ing を使いたいのに…


アメリカでの英会話で、最も多い文法ミスのひとつが、be動詞の抜けです。


特に多いのが、be + ing(進行形)を使いたい場面。


よくあるミス

  • ❌ I working now.

  • ❌ She studying English.


正しい例

  • ⭕ I am working now.

  • ⭕ She is studying English.


日本語では「今、働いてる」「勉強してる」と、動詞だけで意味が通じてしまうため、be動詞の存在を意識しにくいのが原因です。


しかし英語では、be動詞がないと文として成立しません


アメリカで英会話をするなら、「動詞の前にbe動詞が必要か?」を常に確認するクセが大切です。


② 前置詞が抜ける|to / at が消える問題


次に多いのが、前置詞の抜けです。


これは日本語に前置詞という概念がないことが大きく影響しています。


よくあるミス

  • ❌ I go school.

  • ❌ Look that bird.

  • ❌ I arrived New York.


正しい例

  • ⭕ I go to school.

  • ⭕ Look at that bird.

  • ⭕ I arrived in New York.


特に to / at / in は、アメリカで英会話をしていると頻出なのに、会話中にサッと抜けてしまう人が多いです。


前置詞が抜けると、意味は推測してもらえることもありますが、やっぱり違和感を与えてしまいます。



③ 現在完了形があいまい|have の後がカオス


現在完了形は、日本人にとって鬼門ですね。


アメリカで英会話をしていても、使い方がかなりあいまいな人が多く見られます。


よくあるミス①:過去分詞になっていない

  • ❌ I have went there.

  • ❌ She has eat lunch.


正しい例

  • ⭕ I have gone there.

  • ⭕ She has eaten lunch.


「have を入れたからOK」と思ってしまい、その後が現在形のまま、あるいは混乱して過去形というケースです。


よくあるミス②:過去形と現在完了形の使い分けができていない


本当は過去形なのに…

  • ❌ I have went there yesterday.

→ yesterday(昨日)がある時点で、現在完了形は使えません

  • ⭕ I went there yesterday.


本当は現在完了形なのに…

  • ❌ I went to New York.(※いつか行った経験を言いたい)

  • ⭕ I have been to New York.

アメリカでの英会話では、「いつ?」がはっきりしているかどうかが、時制選択の大きなポイントになります。


④ 三人称単数現在が抜ける|s と does が迷子


これも定番ですが、三人称単数現在のミスは本当に多いです。


よくあるミス

  • ❌ He like coffee.

  • ❌ She don't know.

  • ❌ My husband work here.


正しい例

  • ⭕ He likes coffee.

  • ⭕ She doesn't know.

  • ⭕ My husband works here.


会話中は意味が通じてしまうため、アメリカでも指摘されにくいのがこのミスの厄介なところです。


しかし、文法的にはかなり目立つため、英語に慣れていない印象を与えやすいポイントでもあります。


まとめ|アメリカで英会話をするなら「基本文法」が最重要


アメリカで英会話をする際、日本人がやりがちな文法ミスは、実は中学レベルの基本文法に集中しています。

  • be動詞が抜ける

  • 前置詞が抜ける

  • 現在完了形と過去形が混乱する

  • 三人称単数現在の s / does が使えない


英会話は「勢い」も大切ですが、最低限の文法があるだけで、通じやすさと信頼感は大きく変わります。


アメリカで生活する人、留学・駐在中の人こそ、一度「基本文法」を英会話目線で見直すことが、最短で英語力を伸ばす近道になります。




記事作成者 (Manami Palmini



講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
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