top of page
Manami

英作文講座⑥ 結論では何を書くか

更新日:7月30日

英作文に必要な要素は導入ボディパラグラフ、結論ですね。ライティングにおいて、結論は非常に重要なパートです。結論は読者に対してエッセイ全体の要点を再確認させ、議論を締めくくるための役割を果たします。ここでは、結論パートに含めるべき3つの主要な要素について詳しく説明しますね。





1. 主題の再確認

結論部分では、エッセイの主題や中心的なアイデアを言い換えて再確認することが重要です。これにより、読者はエッセイ全体の焦点を思い出しやすくなり、エッセイの流れを整理しやすくなります。例えば、エッセイが環境問題についてのものであれば、結論部分で再度「環境保護の重要性」を強調することで、読者にその主題を再確認させることができます。


例文:

"In this essay, we have discussed the importance of environmental protection. Addressing the environmental issues we face today requires individual awareness and action."



2. 要約

エッセイの中で議論したポイントや提案を簡潔に要約することも、結論部分の重要な要素です。主要なアイデアや論点を振り返ることで、読者に内容を理解しやすくします。要約する際には、エッセイの主要な議論点を簡潔に整理し、読者にとってわかりやすく伝えていきます。


例文:

"In the essay, we first explained the current state of environmental issues, then analyzed their causes, and finally proposed specific measures that individuals can take."



3. 結論の提供

最終的な結論や意見を提供することも、結論部分で重要な役割を果たします。エッセイでの議論や分析を通じて得られた結論を明示し、エッセイの目的を達成するための考えを読者に示します。この部分では、読者に「結局このエッセイは何が言いたかったのか」を端的に述べる必要があります。



例文:

"In conclusion, we need to be conscious of the small changes we can make in our daily lives to protect the environment. This is the first step towards a sustainable future."






結論パートを効果的にするための追加のヒント


1. 呼びかけやアクションの提案

読者に対して具体的な行動を促すことも、結論パートで有効な手法です。例えば、環境問題に関するエッセイであれば、リサイクルの促進やエネルギーの節約といった具体的なアクションを提案することで、読者に行動を促すことができます。


例文:

"Starting today, we can begin recycling or turning off lights to save energy. These small efforts can lead to significant changes."



2. 印象的な締めくくり

エッセイ全体を締めくくる最後の一文は、読者の心に残るような印象的なものにすると良いでしょう。名言や強いメッセージを用いることで、読者に深い印象を与えることができます。


例文:

"Each of our actions shapes the future of the Earth.”



結論パートの重要性


結論パートは、エッセイ全体をまとめ、読者に対して明確なメッセージを伝えるために非常に重要です。主題の再確認、要約、結論の提供という3つの主要な要素を含めることで、読者に対してエッセイの要点を効果的に伝えることができます。また、呼びかけや印象的な締めくくりを加えることで、読者に行動を促し、深い印象を与えることができます。


エッセイを書き終える際には、結論パートをしっかりと構成し、読者に対して明確で力強いメッセージを伝えることを心がける必要があります。


以上が、結論パートで含めるべき要素についての解説です。エッセイを書く際には、これらのポイントを意識して、効果的な結論パートを作成していきましょう。



記事作成者 (Manami Palmini)



講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


閲覧数:11回

最新記事

すべて表示

コメント


bottom of page